『都市と防災’08』#7 地震と地震災害の基本

1700年からの被害者数のトップ10の1位が1923年の関東地震(被害の総称が関東大震災)、10位が1995年の兵庫県南部地震(阪神・淡路沖大震災)。
6位の1703年の元禄地震、8位の1855年の江戸地震が東京への被害。
津波被害が大きかったのが2位の1896年の「明治三陸地震津波・三陸沖」、4位1792年の雲仙岳雲仙岳の噴火によって眉山が崩壊、地震が起こり有明海にて津波を起こして対岸の肥後を津波が襲ったのだとか、雲仙大変肥後迷惑ww)、5位1771年の八重山地震津波。
3位1707年の宝永地震は日本で起こった最大規模の地震と見られているそうです、東南海が連動して発生。五機・七道ってのも土地の範囲か。7位1847年の善光寺地震は地震によって自然ダムが発生し、ダムが決壊して被害が拡大、ちょっと想像付かない…。
9位1891年の美濃尾張の濃尾地震は内陸性の地震だそうです、これで全部かな?


あれ、濃尾地震って日本の地震研究の始まりって言われてるのか、へー。
関東大震災の時に「本所被服廠跡」(聞き取れないと思ったら専門の言葉だったぽい;)で隅田川に挟まれてここだけで4万人ほどの焼死者が。大八車とかあったからな…。震度7というのが関東大震災のあとに追加されたそうです。
地震などの復旧は電気・電話・上水道・ガスの順番、破損箇所がわかりやすいのと切り替えが容易だから、という修復側の事情によるようです。ライフラインは長いからどうしてもどっかで破損があること自体は仕方ないよね、とのこと、うんそうだよね。
日本の国土は全世界の1%くらいで地震の頻度は10%くらい、なのでM8の地震は10年に1回、M7は年2〜3回起こるわけですね…はははは。