旅ch「ちょっと贅沢!欧州列車旅行」#7 TGVで訪れる世界遺産“モン・サン・ミッシェル”

TGVというのは日本の新幹線を抜いて(残念w)世界一になった高速鉄道で、今度そのリベンジのためにリニア・モーターカーの導入をするのかなぁ、とか思ってるんですがというのは余計な話なんですが、干潮時には歩いて行けるものの、満潮時にはさっくりと道の消える湖に浮かぶ世界遺産としても有名な“モン・サン・ミッシェル”の回というよりは、その海上城砦を中心にノルマンディという地方を巡る旅。
「英仏百年戦争」(これ、フランスではどう呼んでるんでしょうね、露骨にイギリスを前に持ってくる辺り日本人がつけた名前だとしみじみ思ってますが)(あと、複数の名前を持つフランスとイギリスの間の海峡を“イギリス海峡”と呼んでましたよ、をぃ、日本人w)の頃に城砦として使われていた、ということは中世もかなり初期ですっけか。
なんとなくですが、パリから始まってまたパリに戻るところといい。
どっちかというと最盛期ははるか昔で現在は独特の風土を保つ、ゆっくりとした土地なのかなぁ、とも。なんでも第二次世界大戦の頃に占領されたフランスを取り戻すための上陸作戦が行なわれたのもここの海岸なのだとか、そういえば、「ノルマンディー上陸作戦」って聞いたことだけはありますね。その時に命を落としたアメリカ兵の墓碑が今も並んでいるそうですよ、あー、利害関係なかったろうにという感謝もあるんだろうなぁ。。。


イメージ通り、概ねワインが盛んなフランスにおいてシードルという林檎の酒を作り、植物を多くモチーフとして好むノルマンディー芸術という独自の文化を持ち。かつて学術都市であったというレンヌなども紹介されていたのですが。
やっぱり旅の目玉はモン・サン・ミッシェルなのかなぁ。ついで感強かったかも。
あまり風化することのない、変化の少ない物持ちのいい地方だという気がしますw