『都市と防災’08』#14 情報とコミュニケーション

正直この講義では初回の頃から普段から災害のことを考えることがどんなに大事なのか、ということを講師の人が延々と語り続けていたんですが、なんていうのかな、こんな講義をわざわざ選んで、14回まで進んだ時点である程度「選ばれた人間」の側に近いというか、その人たちに向かってどんなに延々と考えて下さい! と言い続けても特に意味があるとは思えないというか、どうやったら普段から接する人を増やすことが出来るのかとか、具体的な災害情報を伝えるほうがいいんじゃないかって正直思うんですが。
あまりにも繰り返し同じ主張をしていたので、講義全体の内容が薄い気しかしない…。


大雑把にこの回では災害下でのステークホルダー(災害主体、被災者ってことかな?)が行うことになる情報収集に関して語っていた、ということになるのですが、この段階で事前に覚えておくと実際の災害時に行動しやすいんだよね、というのは具体的で良かったな。
リスクコミュニケーションというのがどのような危険が存在するか、という知識で(これに関しては正直日本は比較的優れてると思います、各種災害に襲われるのは伊達じゃないっていうか、災害に地方が備えてるかどうかは自治体などで格差はあるね)。
クライシスコミュニケーションは、実際の災害下で誰がどんな役目を負うのかを決めておく、ということになるのかな。
これもある程度は自治体などに依存する部分があるものの、普段からお年寄りの一人暮らしや近くの親類などに関しては気に掛けてようね、ということだと身近な話だな。
それと津波被害に関しての3Dの動くハザードマップというものが出てきていたんですが(研究室とキャドセンターの共同開発だそうです)、条件によって被害者数が変化するよってのを普段から触っておくといざという時に備えが出来る…今度は具体的過ぎて怖いな?!