『都市環境デザイン論’10』#2 サステイナブルシティと都市環境デザイン

ブルントラント委員会報告『我々の共通の未来』1987年。サスティナブル? と思ったら持続可能な社会か、これが目指すべき基本原則ってことになるんだろうなぁ。
EUではこれがエコシステム論、都市管理・包括政策、協力と連携の四つの原則があると言われているようです。
日本の「地球環境・建築憲章」は持続可能な低炭素社会を目指し建築からなんとかしましょうね、と長寿命、自然共生、省エネルギー、省資源・循環、継承を設定。
アメリカのサスティレインは15項目、通勤、公共交通、交通渋滞、大気汚染、上水道、固形廃棄物の転換、計画・土地利用、環境行政の革新性、住宅政策(低所得者住宅など)、自然災害の危険性、エネルギー・気象変動対策、食料・農業政策(地産地消など)、グリーン・エコノミー、組織・情報、LEED(リーダーシップ イン エネルギー インバイロメンタル デザイン、大規模なエネルギー計画かね?)。


ブラジルの環境都市クリティバ、まず花通りからの自動車追放を行ってみたところ、猛反対をしていた商店街店主が店の売り上げが数倍になって驚き、6区画に増加、その成功に後押しをされる形で都市計画が行われることになったそうです。なんかすごいなこの話w
循環交通を確立しその場所にサービスを集積、羊に管理させるユニークな緑化など。
公共交通機関を整えたほうがエネルギー効率がいいのはよくわかるんだけど(6割くらい自動車みたいですw)、それと歩行者を大事に、というのは直結してるのかな、アメリカのポートランドの例とともに人々が集まる場所になるってのはわかるんだけどね。
つくばエクスプレスの開業した流山市の住宅開発前の緑化政策はあくまで資産価値は下げない保障をすることと優遇にて効果を上げたそうですが。流通に乗るのも大事だよね。