『都市環境デザイン論’10』#11 参加のまちづくりと都市環境デザイン

山形県鶴岡市は私立病院を中心市街地に建て替えるため、余った土地をどう利用するか、ということで市民からの意見を募った「とぼり広場」。
(これ、見てる時は気付かなかったんですが外濠ですかね? そとぼり。)
ワークショップなどを中心に何度も意見を集め、それを建築家がチェックし、というような展開を辿ったそうです。
続いての静岡県三島市はNPO団体であるグランドワーク三島が中心になった河川の再生計画、私も関東に長いこと住んでいるのでわかるんですが(むしろ河川の汚染だと愛知県のほうが酷かったかなぁ、あれは工業地帯だからなんですよね;)、一旦汚れた川に平気で人がゴミを捨てるってのは覚えがあるなぁ。
人が増えて生活環境が変わったから、としか言い様がない理由で見る影もなくなってしまった河川の再生計画で、要するにいろんな環境を変えてったという話ですね。
んで、綺麗になるとなるでまた愛着が湧いてくるんですよね、こういうのw


で、木造密集地域整備プログラム(1997年)に沿った防災都市づくり推進計画の一貫で向島で連鎖的に起こった、うーん、生活環境作りかなぁ?
もともと向島って江戸幕府公認の百花園とかあった土地だって別の番組(NHK『ブラタモリ』)で見たことがあるんですが、そういう土台があるからか自治体や互助組織はわりとしっかりしていたようですが、それがまとまったのが“一寺言問を防災のまちにする会”。
明治通り水戸街道、桜橋通りなどを中心に地域再生が行われて、なんだろ、結構活動範囲が広がってるんですよね「向島博覧会・アートロジィ」なんて催しも。
しかしこの回通して感じるのは、人が集まるのが大事なんか、ということくらいかなw