『カラマーゾフの兄弟』#6 死を刻む砂音

長男は父親に女を使って借金を増やされ(てか、その彼女絡みで一箇所原作と明確に違うところがあったんですが、ひょっとしてそっちのほうの話も展開あるのかな?)(昔の恋人だったよね、あのエピソードって)、次男は訴訟の件に関して片付けたところ「今度は地上げ」とか言い出され、正直、それはそういうの専門の相手に頼んで欲しい、というのが普通の態度ではないかと思います、普通の弁護士の仕事じゃねぇよなそれ…。

三男は母親の死の真相を知ろうとして、父親が母親に対して取り引き先に身体を提供させていたことを知る、という展開になって、の事件当日。

次男が過去見た光景も確かにそれっぽい展開になっていたとは思うんですけども、実際に判明してみるとやっぱりただ事ではないな、というのが実感。

昔の使用人さんが辞めてしまったのもさすがに黙ってはられなかったってことなんでしょうね、いくらなんでも物には限度が、としか言い様がない。

 

そして事件に巻き込まれて意識を取り戻した秘書? かな、まあ使用人の方に警察が当日誰の姿を見ましたか、と聞いた時に指差したのは兄弟のうちの一人だったのですが、あれどうも、兄弟全員集結してたっぽいよなぁ、あのタイミングだと。

そしてそのことを告げなかったのは(一人を見たの自体は嘘じゃないとは思います、兄弟たちをわざわざ貶める必要とかないしね)、本当に見てないのか、それとも黙っているだけなのかは今のところ不明、いつどこで誰が嘘付いてもあんまり違和感ないからなぁ。

なにしろ父ちゃんの性格が性格だしな、あれ。

三男の口から次男も真実を知り、長男は父親にも関係のある女性を救おうとして動き、どうなるのかな、原作と同じ展開ではないんですが、どういう終わり方になるんだろう。