『現代南アジアの政治’12』#9 現代南アジアの国際政治-その見取り図とインド外交
そもそもこの講義が“南アジア”と銘打たれていたにも関わらず、9回講義に至るまで完全にインドの国内事情だった、という時点で「南アジアの中でインドが自国を大国だと思いがちで」と言われても、そりゃそうだよね!? としか思えないんですがw
第2のパキスタンはそれでも人口10分の1、国土4分の1。
スリランカとはわりと良好、インド系タミル人の独立運動は2009年に収束。ただしスリランカが中国と接近中。
バングラディシュはインドにめり込んでるので国境問題が非常に微妙らしいです、中通過させて下さいとは言いにくいけどまあ無理もないねw
ネパールは中国とインドに挟まれた「山芋」と呼ばれてるそうです、海なし国。
ブータンはわりとインドとは良好、ほうほう。最近たまに名前聞きますね。
アフガニスタンは唯一インドとは接してないよん。パキスタンとの間で「デュランド・ライン」問題? というのが存在するそうです、ちょっと難しかったな。
インドは大国の地位獲得/国益増進/独立護持、という方針があるそうで。それは今までの講義でも結構聞いてますね、確かにもともと独立王国の集合体だとなぁ。
サールク(南アジア地域協力連合)も地域連合体としてはで一番遅く発足したとか。
外交方針は冷戦期の「非同盟」外交という看板にして、蓋を開けてみると印ソ同盟。「インド・ソ連有効協力条約」(1971年8月)には軍事同盟って名前ではないものの、実際項目の中に軍事項目がっちりありますねw ただこのせいでソ連のアフガン進行にも文句言えなかったためもあってか冷戦後は全方位外交。
全ての大国と仲良くするけど言うこと聞きませんってのは非同盟外交の印象に近いかもw