『八重の桜』#11 守護職を討て!

録画消化の関係で一度10話を飛ばしてこの回を見てしまったもので、冒頭の佐久間象山を見て「この人、この配役だといかにも死にそうだよねー」と口にしたら先に10話を見ていた母親にうんうん、と頷かれて、勝海舟なんかと比べていかにもそんな感じー、と続けたところ今度は怪訝そうな顔をされてしまったんですが。

そんなことを口にした途端に目の前で殺されてしまったので「え、えええ?!」となってしまったんですが、あ、前話でそれっぽい兆候あったんですね。前話見てなかったのね、と母親とその後で話になったんですが、わりと前々から感じてたはずなのに嫌なタイミングになってしまってちょっと後味が悪かったです、間が悪いなw それとも演出の力なのか。

佐久間象山を殺したのは例によって尊皇攘夷派か、これはいわゆる不逞浪士で構成されているはずで、そもそもこの時期に脱藩した層が一定数いたってのはどういう意味なのかな?

 

八重さんのお家では八重さんの弟が京都行きたい、と言い出し、周囲から反対されていたんですが、正直、見た目と年齢にだいぶズレがあるのでピンと来なかったんですが、まだ若すぎるんですね。ただ、ここで子役との俳優の交代があったってことは、弟もこのあとなんかの役割りが廻ってくるんだと思うけど(まあメタ感想ですが)。

えーと、政治のほうの動きは、薩摩がこないだ一時的に会津と手を組んで(これが9話の“八月の動乱”になるのか)、今度は長州に不穏な動きがあるってことが判明してきたんだっけか。この段階になっても動かない幕府は反応が若干遅いかなとは思うけど、ここで長州討伐ってことになると本格的に秩序崩壊に至るって発想はそれはそれでわかるかな。

9話で照姫さんが国許で重要視されていた意味がちょっとわかりにくかったんですが、あれは要するに藩主の名代として働くということになるのか。