「京王線・井の頭線 昭和の記憶」三好好三

京王沿線で傘下の本屋が行き付けなので(短期でくるくる展示変えるんだよね)、この手の本が平積みにされているのですが、なにか妙に立て続けに関係本が出たので、最初の『ザ・京王線さんぽ』だけ購入してあとは図書館予定w 図書館の購入冊数も少ないわけではないんですが、なにぶんにも沿線なので蔵書追加当日申し込んで予約6人待ちww

この手の本は結構何冊も読んできてるつもりなんですが、駅それぞれの住環境みたいなものに関しては記述が結構あるし、正確かどうかっていうかまあ見たらわかるみたいな土地なので疑ったこともないんですが。

微妙にわからないのがかつての路線事情だったりするのですが、これに関しては今まで見た中ではかなり詳しいほうだったと思います。んで、車両に関しては多分一番ですね、型式ごとに何台かってことがきっちりと書いてあって、そこは読み飛ばしてもいいと思いますし、何年に何台ってところまで明記してあるとそれはそれでちょっと経営状態や沿線民の増加傾向なんかがぼんやり想像出来て面白いような気も。

(あくまで鉄道趣味者以外の場合ですが、まあこの本は沿線民読むよね。)

個人的には私はいわゆる歴史鉄なので大変面白かったです、ただ正直、前に王子電車(都電荒川線に相当する市内路線の私鉄です)関係の場所で見た関西の阪神電鉄からの車両に関しての記述がなかったので、やっぱり完璧には行かないな、としみじみ。

なんでそんなところに京王の記述が載っていたのか今でもよくわからない。

 

特に面白かったのはやっぱり東横・京浜(京急さんの前身です)などの転用車なんかに関しての記述かな、戦時復興車両については前に読んだ『京王線14m車の時代』に詳しい記述が、というか京王沿線ってなんか本質変わらないんですかねいつまでもw