『激動イスラム』#2 イスラムを覚醒せよ~"瀬戸際の大国"イランの戦略~

前の回でも書きましたがNHKって自分の書いた「解釈」は読み上げるものの、実際にその内容に沿ってない内容でもきちんと映してくれるからいいよね! ということは感じるものの、若干翻訳でいじってる部分もあったのかなぁ、ということも。

イランの人がベトナムって口にしてたんだけど翻訳に反映されてなかった、なんだろあれ。

 

個人的にはイランの人たちがしてることがもう危機はそこまで差し迫っている、彼らは自分の影響力を広めるために手段を全く選ばない! と主張してるアメリカのやり口こえー、としか思えなかったんですが、ええはい。国外にいるイラン人の口座が現在イランとの交易もやってないのに(潰された)凍結されるってどういうこっちゃいな。

とか、地道に現地を回り至極真っ当な投資を行い、私たちがいつか世界の人々に受け入れられる日が来ることを信じて、と演説を行い。彼らは今まで意見を口から出して来なかった、存在を主張できるようになったことがなによりの成功です、と微笑む宗教指導者のことをイスラム教の少数派勢力であるシーア派に属しているからと手段を選ばないテロリストもどきと見なきゃならんのかちょっと難しいぞ、とか。

そもそもシーア派ってスンニ派に次いで普通に人数多いよな、あと、イランの国内とか普通にテレビに映ってたんですが、インテリが溜め息を付いてたり、道行く女の人が非常に綺麗なお化粧してたり、で、どう見ても他の国より国内情勢安定してますね。

ただ、今の政権の経済制裁がかなりキツいものになっているというのは間違いなく、そのためにシーア派以外との付き合いも進めざるをえなかった、というのは、いいことなのやら悪いことなのやら。“イスラムの覚醒”って響きはなんか怖いものありますけどね。

エジプトもだけど、なんだかんだと強かに切り抜けて行くんかなぁ、やっぱり。