「高架鉄道と東京駅-レッドカーペットと中央停車場の源流 (下」交通新聞社新書039、小野田滋

とりあえず新書としてはちょっと難しいんじゃないかなー、と言われていたんですが、まあもともとこのレーベルがそんな感じだし、だから近くの図書館にほとんど揃ってないのかなという気もしないでもないし(専門書とは言わないんですがハードカバー相当)。

ただまあ、鉄道の歴史関係に興味がある人なら半分くらい見当付けば読めるんじゃないですかね、山手線が環状に至るまでの本とか読んでると、実はほとんど事情が連動してるので楽でした、こちらの本では触れられてなかったんだけど、混乱するからな、あれも…。

 

まず新永間市街線高架橋という時点でなんのことかわからないんですが、今はどちらの駅もなくなってしまったので東京市街線高架橋と呼ばれるのが一般的だそうです、全ての段階においてさっぱりわかりません、検索しても当時の地名出てこないww

ええと、“新銭座”から“永楽町”だそうですわからん、要するにこの時点で新橋駅ではなく烏森駅という貨物専用の駅を新・新橋駅として稼動する目的でその手前から作り出したのが“新銭座”で中央停車場までの予定だけどまだ駅舎ないよん、てことでややこしいわ!

(ちなみにこの説明は該当する部分がないので自分で地図を見て導き出しました疲れた。)

ちなみに便宜上駅って書いてますけどまだ停車場と呼ばれてる時代だそうです、あとこの新永間は総武鉄道の市街線高架橋よりも早くて日本初だったんだっけね、でも完成したのずっとあとじゃん、中央停車場ずっとないじゃん、とかは無粋ですねすみません。

で、あと、中央停車場ならびに東京駅に関してはデザインや建築家やその後の評価に関しては詳しいですけど、あんまり作ってる時代は書かれてません。ページ数なくなったんじゃないかと疑ってすみません、他に本たくさんあると言われたらあると思うけどな!!

オランダのアムステルダム駅とは見た目似てる、建築方法は別系統、でいいんですかね。