『探検バクモン』“性”をめぐる大冒険

よく名前を聞くところの新宿2丁目を舞台に、女性2人のカップルと、LGBTを長いこと取材している記者の方、あと、今は女装の方ってなんて呼ぶのかなぁ? 昔その手の方たちと会話(ネットでですが)してた時には「オカマは当人が自称するのはともかく、嫌がる人もいるから呼んじゃ駄目」って言われたんですが、代替の言葉が特にないんだよね。

ドラッククイーンって、特定の人にならともかくあんまり一般的じゃないしなぁ、うーん。

そもそも当時LGBTって言葉自体を聞いたことがなかったんですよね。

Lがレズビアン、Gがゲイ、Bがバイセクシャル、Tがトランスジェンダー。この他にトランスセクシャルという言葉も聞いたことがあって、男装の方女装の方はどうもこの括りになるみたいです、まあ、そもそも聞いた時期があんまり新しくないので今も有効かどうか自信ないんですがこれ自体はわりと学術用語だったのでそうは変化してないんじゃないかな?

あと、「ホモは蔑称、ゲイが正しい」は呑み込めたんですが「レズは蔑称、略す場合はビアン」というのはちょっと、事情が説明して貰えなかったこともあって今でもよくわかりません…、言葉そのものが駄目なわけじゃなくてレズビアンもビアンも正しいんだよね。

(ゲイは女性の同性愛者も含むとか、ややこしいったらないよね。)

 

もともと新宿追分(新宿3丁目)の辺りに岡場所がありまして、そこが戦後赤線や青線と呼ばれる合法違法の売春地帯となり、という経緯を経てきて、実際、なんでLGBTの街になっちゃったのかってそこまではっきりしてるわけでもないみたいなんですよね。

とにかくどんなカオスであっても飲み込む、ここであれば他の土地と違い、どんなセクシャリティーも許されるという騒がしい場所らしいんですが、その人工的な明るさが苦手なLGBTの方ってのもいるみたいです。まあそりゃ、どこまでいってもそれぞれだよね。