『社会と銀行’10』#5 企業と銀行

この回はちょっと面白かったです、メモ取りながら見ましたが、要するに銀行が一般家庭(黒字主体)から企業(赤字主体)へと資金を移すための役割りについて説明し、直接金融というのは要するにそのリスクを家庭が持つこと。間接金融に関してはまた大まかに2種類あって銀行預金を銀行が融資する場合にはそのリスクが銀行に、“投資信託”などだとリスクは両方が持つってことになるのかなぁ、ちょっと正確にはわかってないかも。

で、銀行はモニタリングとスクリーニングというものを行い、融資した企業の経営状態を把握している、ということになるようです。通常の貸し出し(てか、ひょっとして無条件の状態が一番貸し出し利息が低いのか…;)の場合はプライムレートというものが設定されていて、短期と長期で利率が違うようなんですが、ちょっと変化しつつあるみたい。

また、コミットメントラインというものが銀行と企業の間で設定されていて、いつでも一定金額に関しては融資する、ということになるようです、短期運用ですねこれは。

銀行ではまた企業の「動産担保融資」というものを行っているので“動産譲渡登記制度”を設定、第三者対抗要件で保障にする、と言われてましたがそもそもこういうのが前提として語られてる時点で二重の担保登録少なくないんだろうね。

 

少し形態の違うシンジケートローン、アレンジャーやエージェントを中核に銀行がシンジケート団を形成するってことか、大型プロジェクトの場合に結成されるようです。

バンクミーティングはシンジケートローンを多数管理するって意味かな? 複数の企業が関わる大型プロジェクトって意味かなぁ、実例あると面白かったかも。

他にコーポレートファイナンスは銀行による企業の資産状態、プロジェクトファイナンスは進行形プロジェクトの監視ってことになるのか、ちょい説明単位はばらけてたかな?