『社会と銀行’10』#7 短期金融市場

そもそも短期金融市場というのが超短期のコール市場というものが主流なんだよ、と聞かされた時になんのことだかよくわからなかったんですが、これは「金融投資に投入される金額と必要とされる金額にギャップがあるため」という認識でいいのかなぁ。

主な利用法が商業用用途なら、無担保融資のほうが一般的ってのもわからないでもないな。

そもそも融資には相対(あいたい)取引という一対一のものと、市場取引という多数の赤字主体と黒字主体が関わるものがあるよ、という前提から、市場取引の中の短期金融市場(1年未満)が取り上げられ。

その中のインターバンク市場の中のコール市場(超短期調整)が今回の主題。

日銀さんもどうもコールレートの中の特に無担保オーバーナイト物コールレートをいろんな指標に使っていたりするようですが、必要な資金量の本音が出てるって見てるのかな、となんとなく思ったんですが自信はないw 一番時間的に切羽詰ってるって認識は合ってるよね。

他に一応コール市場と並んでオープン市場も触れられていたんですが、また次かな?

 

そういや、改めて語られていたんですが本来受け取れるはずだった資金が受け取れなくなった(倒産等)が信用リスク、流動性リスクは本来の期限までに間に合わず、資金が足りなくなった、という手違いでの連鎖を止めるために昭和32年に施行されたのが準備預金制度。

要するに日銀にそれぞれの銀行が当座預金をある程度預けておくってあれですね、家計で例えると「いざって時のために貯金を」だ、これは理解出来たw

そもそも決済にはその日銀の各銀行の当座預金や、為替決済ネットが使われてるよ、とは前回見たんですが(為替レート(外国為替相場)はよく聞きますな)、これはどこという主体が存在するわけではないらしい、て、前回出てきた為替決済ネットってなんだろ?