『特報首都圏』LCC就航1年 変わるか 首都圏の空

福岡まで1万2千円、という値段はそこまで魅力を感じなかったんですが正直、あー、1時間半かぁ、でも成田から1時間半ということは、と頭の中で計算する感じですね。国内線だとそこまで前に来い、ということでもないし(LCCなんでまあ早めですがそれを入れても)、うーん、やっぱりトータルで見て悪くもないですね。

ただ、トータルで圧倒的というわけでもない、というのが正直なところかな。

東京駅から成田空港までバスだと900円、空席さえあれば当日便でもわりと安くなる、値段の変動そのものはあるにしても、それは飛行機そのものの特徴だしな。

LCCそのものに合わせてのバスの運行や、仮眠を取るためのホテルのサービス、なんてところまで含めて、大雑把に言えば全体的な状況が変わりつつあるところなのかなぁ、とも同時に思えます。なんというのかな、「ビジネスのためにLCCは選択しない」という発言はLCCの登場以前だったらマイナス部分として捉えられていたと思うんですよ。

でも今は「LCCなかったらこの突発的な帰省はなかったですね」「数日の休みで選択肢に入る先が飛躍的に増えました」という言葉に裏打ちされて、ビジネスマンがLCCを選ばないということまで含めて当然の選択肢として語られている。

それはなんというか、航空業界の成熟に近いものなんじゃないでしょうか、単純な安売り競争を仕掛けるわけではない、新しい分野の開拓。単純に値段だけではない部分。

 

ただ、この前後にもエアアジアがANAとの提携を解消、ピーチ・アビエーションは成田に入るのかな結局? などの動きがあったり、若干の経営の違いはある。

それと茨城空港の挑戦なんてのも今はまだなかなか実ってるとは言いがたい、やっぱり変化の最中だなあと思います、個人的には変化って好きだなぁ。面白いし。