『社会と銀行’10』#11 金融再編とメガバンク

この回の講義を聞きながらメモ替わりにぽちぽち打っていたんですが「平成4年から銀行破綻が多発」というのがどうも調べてもそれらしい事情が出てこなくてちょっと途方に暮れているんですが、アジア通貨危機とか長銀や北海道拓殖銀行なんかの破綻(私が直接銀行の破綻で最近覚えてるのはこのくらいってだけなんですが)が平成9年で。

グラス・スティーガル法というのはなんでもアメリカで銀行業と証券業とを兼業することの禁止をしていて、わりと最近、えーと、平成11年(1999年)に事実上なくなってしまったようですね(アメリカは新しい法律で前の法律を打ち消す方式だよね)。

そういや日本でも証券会社って確か子会社だったりして、直接勧誘とかされませんでしたね、わりと最近広告が入るようになってきた気がします。

ここの講義でメガバンクと表記されていたので、平成8年? から次々と出来上がっていった今の3大メガバンクのことが念頭にあったんですが、どうもこの回で話していたのは「ユニバーサルバンク」と呼ばれる銀行業務だけではなく証券業務や保険業務なども兼業している形態のことを述べていたんですね。

 

正直もともと金融には明るくないので(経済が基礎程度)、それこそ通貨危機や大手銀行の合併くらいしか記憶に残らないのですが、そもそも平成4年の、というのは中小銀行の破綻の時期で、その経営強化のために日本版のグラス・スティーガル法が撤廃されていたということ、かな? て、そうなると、その後さらに大銀行まで破綻したのか…。

ただそうなるとちょっと気になるのがそもそもサブプライムローン破綻やリーマン・ショックがこのグラス・スティーガル法の撤廃で起こったと言われてるらしいことなんですが、流れそのものはともかく、これ時期的には合致してるんだろうなぁ。