『社会と銀行’10』#12 インターネット銀行

正直この回を見ていて感じたのは「まだ特定の問題が出てくるような時期ではないのかもなぁ」というようなことだったんですが、実店舗がないことで特に犯罪が起きやすいとか、経営が不安定とか、そういう傾向はないっぽいですよね、この講義そのものが2010年の時点のものなので現在2013年までの間に数値的な変化もあったとは思うんですが、正直インターネット銀行が問題視されたってケース聞いた覚えないしな…。

もともと銀行は、サービスなどよりも店舗やATMが近くにあるか、ということで80%弱ほどの選択要因となっており、次が営業時間が長く、手数料が安いことなども有力な条件となっている、ということだと確かにすんなりインターネット銀行へと移行するのもわかるような気もします。

 

それとクレジットカード決済や前払い式のプリペイドカード決済、コンビニ支払いなどが増えたこともインターネット銀行への弊害を取っ払った要因の一つじゃないのかなぁ、現在全てが増加傾向にあるんですね。もちろんクレジットカード払いには貯蓄からではなく将来の収入からの支払いが行われるということで自己破産などに陥るという問題があるにはあるものの、それはインターネット銀行以前にすでに出てきてる問題ですしね。

ネット上での取引が行われるため、フィッシング詐欺スパイウェアによる個人情報の抜き取りという問題はあるものの、どうも普通銀行が行ってるインターネット取引のほうが危険度が高そうですね、ああうん、そうだよなぁ、確かに。

(これは単に使用者の違いだとは思うんですが、直接連絡してくる可能性が高いほうが詐欺の手口が多彩になるんですね、言われてみれば確かに。)

今後あるいは乱立して保護なんて話になるのかもしれませんが、まだ先っぽいな。これ。