『探検バクモン』巨大!謎の地底水路

この回で取り上げられていたのは“首都圏外郭放水路”、んーと、大雑把に荒川水系と呼ばれてる(流し込むのは隅田川でしたが、もともとは同じ川なんだよね、確か)地域、埼玉県のいくつかの川の地下にある貯水施設、ということでいいのかな?

まず倉松川から入って、地下の水路(減勢地)を見て、隅田川へ流し込む前に水を溜めておく貯水タンクの部分を見に行っていたんですが、「地下神殿」ってやっぱり印象的なのか、時々写真なんかで見ますよね。

あの柱がなんのためにあるのかがよくわかっていなかったんですが、天井を支えるのではなく、あの空間が柔らかい地盤の中から地表に押し出されないための重石だとは思いませんでした。なんでも500トンで59本とのことなので、相当の量だよなぁ。

というか年7回くらい使われるというと、結構少なくはないよね。

干潟の魚がいたのでちょっとびっくりしてしまったんですが、その頻度だと確かに生活出来るのかも、泥が溜まらないのかちょっと気になりますが、勢いが強いのかもね。

 

日本以外の国にもこのような地下貯水施設ってあるんですか? という質問への答えがわかりやすかったんですが、欧米などだと新しい水路を掘るというのが主流のようで、ああ、日本だと明治期の荒川放水路がちょうどそれに当たりますかね。

で、日本の場合はすでに地表にその土地がない、ということが問題になったのだとか。

というより、荒川放水路の時点で苦労が大きかったので懲りたってことかなw

昭和57年9月に約13年掛けて作られた、ということが語られていたんですが、確か地下の深度が一定以上ある場合に土地所有者の許可がなくても利用出来る、と法律が変わったんだっけ(地下鉄でもあったっけ?)、その関係かもしれないね。