『環境工学’13』#7 脱温暖化社会(1 地球温暖化の動向と世界的取り組み

IPCCってのが「気候変動に関する政府間パネル」の略なんですが(環境会議なんかでよく見ますよね)、どうも個人的にこのパネルって呼び方に慣れなくて、部屋仕切りのパネルを思い出してしょうがないんですが、ああ、パネルディスカッションから来てるのか、それにしても組織名として見るとやっぱり違和感あるなぁw

基本的に環境工学では、社会生活を放棄しろ、というのは選択には含まれないので、ぎりぎりの許容ラインというものを探り、基準を作り、解決法を探っていくわけですが。

地球温暖化ガスというのは二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素(亜酸化窒素)、などなど、熱を溜め込むというと水蒸気なんかもありますが、これはちょっと今は別の部類。この温暖化は平均気温33℃まではなんとか持ち応える、と言われているようなのですが、それ以降は人間の手には付けられない環境になるようで…結構切迫した話だったんだな。

まあオゾン層の破壊にしろ温暖化ガスにしろ、原始地球よりは全然マシ、らしいんですが、生命は生きられないからな、生命無視して話す研究者の方がたまにいるよね。うん。

 

ソース(発生源)は二酸化炭素が化石燃料、森林破壊、セメント製造。メタンは農牧、埋立て。一酸化二窒素は工業、などが挙げられていて排出量取引などの商業ベースに乗せようとされているのは主に二酸化炭素ですよね。

クリーン開発メカニズム(CDM)というのは投資国がホスト国に対して環境対策のために支援を行い共同実施することによって、ホスト国で削減された二酸化炭素量を投資国の割り当て分とする、という仕組みのようです。

んーと、あと環境クズネッツ曲線が語られてたんですが、経済活動を優先することで生活水準が上がって環境対策が自然に行われるようになるという理論、…うさんくさw