『探検バクモン』東京銭湯パラダイス 極楽の湯

ところで正直申し上げて背中を洗う「三助さん」が生き残っていたということにびっくりしてしまったんですが、マッサージの一種とか垢すりみたいなものだと考えると400円ってのもそこまで高いってものでもないのかなぁ? ちょっとわからないんですが。

あー、でも、ちょっとやって貰いたいって気持ちはわからないでもないかな。うん。

 

この回では稲荷湯さんというところに移動しまして、そこは『テルマエ・ロマエ』の映画にも使われたようなんですが、時代掛かった看板の出来がいいからってそのままそこに飾っておられるのどうなんでしょうか、皆由緒正しいって勘違いするよww

稲荷湯さんは明治期に造られたようで、そういや前の明神湯さんも神社建築とか、言ってたっけ違ったっけ微妙に自信はないんですが、ひょっとしてある程度厳しい感じの建物である必要はあったんじゃないかなー、という気はします。

だって、江戸の頃までの風俗がちょっと混ざった混浴時代を生きておられた人もいたってことは、多少なりと建築様式で如何わしく見えないようにする必要があったんじゃないのかなぁ、みたいなことを。まあ、建物立派なところのほうが現在まで生き残りやすかったんだろうというのも多分あると思いますが。

風呂場の壁画に富士山を描いてあるのは、あれはどうも湯船と富士山が連なっている、という見立てらしく、一人の人が始めたら爆発的に広まったんじゃなかったっけ(いや別の番組で聞いたんですが、すみません)。

漫画家さんが「壁画に古代ローマ人を描くよ!」と言い出した時は、こう、なんとも言えない気持ちになりましたが正直、全然いいんじゃないかと思います。それによく考えたら知り合いのやってる銭湯でご主人たちすぐ側だった、余計な心配してすみませんでしたw