『NHKスペシャル 遷宮』#2 出雲大社~オオクニヌシの謎~

私の日本神話の知識ってのは非常に限られていて、大和系の神とそうでない、出雲系の神って言うのかな?(出雲神話とは聞きますが) まあ非大和系の神々がいて、この非大和系の神の代表格がこのオオクニヌシで、これがウサギが皮剥がれて転がってたら薬塗って助けてくれたんだよ、という神話の人ですよね。

で、国を治めていたらある時に大和の神がやって来て「国譲れ」とか言い出したみたいな話があって、というすごく大雑把な認識なんですが。

これがなんらかの歴史の反映なのではないのか、ということもわりと一般的に言われてますよね、極めて残念なことにそこからの解釈がかなりばらばらみたいなんですけどね…。

(最近まとめて読んだ上で、正直混乱が増しただけだったね、うん。)

 

ただ、オオクニヌシがただの敗者ではなく、それがどういう形であったのかはともかくとして大和の神々はオオクニヌシに対して非常に敬意を払っていた、と言われると、それも確かに、と思うんですよね。その理由はともかくとして、その記述などが『古事記』から『日本書紀』に至るまでの間の時代で消えてしまっていてもまだ確固たる地位を持っている。

この番組で語られていたのは、地上の支配権を大和側が取り、天上世界の統治をオオクニヌシが行うという妥協がされたという説に伴っての、巨大な神殿、実在するはずがないと言われていた巨大建築(設計図だけは存在してたんですね)の柱の跡が見付かった、という発見が主な内容だったんですが。

巨大な高床式住居www と大笑いしてすみませんでした、あれだけ高いの建てたらきっと遠くから見えますよね(でも住居部分小さい!)(住みやすいかな、でも寒そう)。

祟るからね! と言われてましたが、まあ庶民に優しければいいです、出雲系のが好きw