『物質・材料工学と社会’11』#11 農漁業と食品保存、健康

この回は妙にわかりにくい印象だったんですが、食品と緑化と健康とがわりと一緒くたというか順序がばらばらに語られていたせいでわかりにくかったんですね、頭が食品利用のつもりで読んでいるので血液が触れても固まらない素材、と読んでも、なんに使うのかがさっぱりわからなかったんですが(>MPC)、人工心臓や人工血管の話だったのかww

コラーゲンはたんぱく質の一種なので水があると加水分解されていくんですが、これを加工して人工血管の材料にしてるってことかなぁ、ちょっと難しかった。

んーと、生分解性プラスチックはまあそのままとして、あ、紙おむつの素材が砂漠移動防止(PLA、砂でも植物は育つんですが砂を固定しないといけないんですよね、まず)などの緑化資材に使われているのは聞いたことがあるなぁ。

これはポリ乳酸ポリマー、給水ポリマーに二次架橋という加工をするようなんですが、三次架橋があれか水を吸うとぶよぶよってなるので、これは堅くなるみたいですね、へー。

 

あとレトルト食品に使われるラミネート、これは品質を変化させないように研究進んだんですよね。

それと、かつて歯科材料のクラウンの台にする脱灰象牙質がう蝕という乳酸による酸化作用で解けていたそうなんですが、これを象牙質と生態組織に馴染みやすい接着剤を作り、硬化接着剤とコラーゲンとを絡み合わせ接着剤というより刺繍のように修復し、酸が内部に入らないようにする、という方法に変えたのだとか。

そういや差し歯って昔はよく取れてたような気もするんですが、あれう蝕だったのかな?

なんかこの辺、よく意味がわからなかったのか丸ごと写したみたいなメモになっていたので意味取り違えてる可能性ありそうだなぁw ここでもコラーゲンが加工されてるのね。