『物質・材料工学と社会’11』#13 原子炉、飛行体

この回では原子炉と飛行体、とまとめられていて、今までの回はなんとなくでも共通点わかっていたような気もするのですが(気のせいだという可能性もある)、さすがにこれは無関係のものが2本立てだったって考えたほうがいいのかなぁ?

というより、後半の飛行体は主に炭素繊維の話ですね、日本が開発の主なんだよね。

(他の国が採算もしくは成功可能性低しと逃げ散った、という状態になっても踏みとどまって実用品にまで仕上げたっての確かどっかで聞いたことあるw)

…あ、いや、あれか、共通しているのは圧縮技術かな? 前半の核燃料ももともとの圧縮して作るもんだっけ。原子力兵器と違うのはその濃縮度なんだけど、実は同じ工程を繰り返せばいいだけなんだよね、というのはIAEAのイランでの調査の番組で聞いたなぁ。

 

ていうかこの回、ざっとメモしたもの見てたんですけど、あくまでもどのような構造になっているのか、どのような物が発電に使われているのかだけでその原理までは踏み込んでないのか、まずα粒子、β粒子、γ線(電磁波)などが存在し、同位体濃縮ってのはウラン濃縮のことでいいんだよね。

で、沸騰水型と加圧水型があって、というのは発電所の見た目の違い止まり(水に沈められてるあの燃料棒とかぽちぽち見覚えありましたが)、プルサーマルは使用済み燃料の再圧縮技術なんですが、そういや今の技術だと扱えないんだとか、ただ最終処分場は日本では作れないって言われてて核燃料は自国産出しないからなぁ…。要は政治的理由なのよね。

後半はボーイング787で炭素繊維が約50%使われ、軽量化が進んでるよ、という話。

主な素材はアクリル(PAN)繊維、PAN原糸→耐炎化糸→黒鉛化糸、サイジング表面処理をして炭素繊維、この技術が日本で開発されたんだろうね。もうちょっと知りたいな。