『探検バクモン』健康バクハツ!漢方パワー

この回は“内藤記念くすり博物館”というところに訪ねていたんですが、えーと、どういう系統の施設だったんだろう、どちらかというと日本の漢方薬の歴史、みたいな内容だったんですが、(検索)ああ、エーザイの創設者の方が個人的に作った施設なのね、あ、なるほどなるほど、NHKだから企業名が言えなかったってことか。

(正直、こういう趣旨の番組では言って下さってもいいと思うんだけどね、一般企業の人が民間開放された上、図書館まで併設してるとか偉いよなぁ。)

最近時々、中国由来だと思われてますが、という言い回しを聞くんですが、まあ日本独自のもあるんですよね、別にそんなにきりきり別けなくてもいいのに、と(あっちも普通に逆輸入とかよくしてるし)思うんですが、中国のみだけでもなく日本で見付けたものもあり、と冷静な説明出来る時代が来るといいなとだけ願っておきます。

そして多分、インド由来じゃないかと思うんだ、あっちの本草学(そしてインドでは本流としては失われたっぽい)(いや本は残ってるんですよ)。

 

コロシントウリ(スイカみたいなの)は利尿作用、かりん(モッカ)は免疫機能増進、キハダは確かすごく苦いやつだよね、強い抗菌作用を持っていて生薬にされる、とか。

ナウマンゾウの歯(五色龍歯)やらセミの抜け殻(蝉退、センタイ)なんてのはいかにも中国って気がしてしまうんですが、偏見かなw 主に沈静効果ってあるんですがちょっとピンと来ないかも、あ、センタイの消炎効果ってのはなんとなくわかるかも。

他にも華岡青洲関連の品が展示されていたんですが、て、あれ全身麻酔による手術って世界で始めてだったのか?! 日本で始めてだと思い込んでました…勇気あるな。

うーん、漢方薬の効能というか、漢方とは、みたいな話のほうが聞きたかったかなぁ。