「JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳7 高崎・長野支社管内編」今尾恵介

 

今まで同じシリーズの東京支社から始めて横浜や八王子やら読み進んできたんですが水戸・千葉までが東京西部の人間には限界だったかなぁ。長野は個人的に祖母の関係で見覚えあったんですが高崎関係がさっぱりわからない…、日本地図とは言わないんで出来れば東日本全図があると、ありがたかった、かなぁって(と思ったら駅説明の前のとこにあった)。
前に読んだ上越長野新幹線が土地を知らない人間にもわかやすかったのでむしろそちらで補足しながら読んだ感じ。上越線吾妻線信越本線飯山線、笹ノ井線、大糸線が取り扱い範囲で、中央東線は八王子支社のほうでまとめて扱ってたんじゃなかったかな。
笹ノ井線がほとんど中央東線と一体になって運行されてるみたいなこと言われてたんですが、松本まで行くのに確か一度妹と一緒に「青春18きっぷ」で行ったことがあります、そういやおかげで中央本線のこと調べるまでちょっと勘違いしてたなぁ。
中央東線は塩尻までで松本を通ってくれてないんですよね、要するに。)

 

もともとこの地は中仙道という、江戸の頃には東海道と並ぶ東西交通路の重要中継地で一時最初の東西交通の鉄道幹線もその中仙道ルートが検討されたこともあったそうなんですが、横軽とか碓氷峠と呼称される最難関の急勾配地のために海寄りの東海道ルートになったよ、という経緯もありまして、実際結構山がちな土地ですよね。
特にそれを感じさせるのが新幹線のトンネルの多さで、長野新幹線は特に特急が全てその開通とともになくなってしまった、と紹介されていたものの、あくまで土地の事情といった調子で淡々としていたなぁ。平地の関東などに住んでいると実感がないんですが、新幹線って本来そういう高い技術を使った土地のものなんでしょうね。
ところでこの管区に電気機関車やSL、古い車両がやたら多いのはなんでなんだろうw