「大物車のすべて(上」RM LIBRARY-91、吉岡心平

大物車のすべて (上) (RM LIBRARY 91)

大物車のすべて (上) (RM LIBRARY 91)

  • 作者: 吉岡心平
  • 出版社/メーカー: ネコ・パブリッシング
  • 発売日: 2007/02/01
  • メディア: 単行本
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この前に同じレーベル同著者さんの「3軸貨車の誕生と終焉」を読んでいるんですが、これがどうして終わったかというと現在はどうも4軸になっているようで、この分類に専用のコンクリートやらタンクなどが該当。砂利輸送なんかは時々東京近郊の私鉄の本を読んでいると出てくるんですがこれが無蓋貨車、比較的小さな荷物なんかは有蓋で運んでたのかなぁ、有蓋と無蓋をセットで持ってるなんてのを聞いてるのでそこまで特別でもなさそうなんだよね。
で、コンテナ(本は国鉄のみっぽいけど)がこのあとに控えてるので、大まかにそれ以外、特殊な形状でもないそれ以上のサイズのものを運ぶ、と認識したんですが合ってるかしら?
あんまり運んでる写真なんかはなかったんですが、変圧器を主に運んでいるグループだとか、路面電車を運んでいるところ、車両メーカーが所持していてJRなどの駅に留置されているような現役のもの、これは車両を運ぶって認識でいいのかなぁ? それにしてはちょっと数が少ない気もするんですが…。
前に貨物系の本で読んだのですがマニアが残した写真というよりは、基本的には財産記録として残してあるもののようで、あんまり運んでるところはないんだよね。
大きなケーブルリールとか、そういえば、米軍の依頼で戦車を運ぶ目的で発注されたという貨車もあったんだね。これなんか特に写真ないだろうしなぁw

 

戦後に国鉄が30トンクラスのトラック輸送と競合するものを優先的に廃止していたり、「ヨンサントウ」という3軸車の本で出てきたスピードアップの段階で引っ掛かったものも少なくなく、ただ、完全に廃止されることもないのはトラックで運ぶと非効率なものはそれなりにあるからだろうね、変圧器なんてのはサイズが問題なのかなぁ? 安全性?
上巻と中巻を少し使って低床車のグループ、別の形式だと運ぶもの違うのかしら。