『週間 東洋経済』2013年8月28日号「物流最終戦争 ヤマトも危ない消耗戦」

この「ヤマトも危ない」というのは直接通販最大手の(現在はぶっちぎりのようですが)アマゾンから佐川急便が撤退し、クロネコヤマトが独占して、というわけには行かないのが現在の状況のようで、1件100円程度でしかないんじゃないかという状況だと本当に採算取るの大変そうだよな…。
これは佐川は配達員が下請け、ヤマトが配達員に至るまで社員という違いがあるため、件数が増えると経費が増える佐川と、件数が増えれば配送費が固定されているため一つずつの単価が安くても数が多ければなんとか採算が取れるヤマトとの違いと説明されていましたが、純粋な配送量として今まで2強の片割れが担ってきた分を1社で果たして捌ききれるのかという問題があり、時間配送に復活したJP(正確にはペリカンがアマゾンと契約、JPに吸収されて一時撤退)が手が回り切らずにヤマトが一部仕事負担って、ああもう?!
さすがに特集を読んでいてこんなに純粋に一企業のことが心配になるとは思いませんでした、というか、さすがに経済誌の特集であっても記事を作った方が本気で心配されるような状況も正直珍しいんじゃないかと思います、うん。
楽天なども巻き返しを図り、ネットスーパーは軒並み赤字の中、イトーヨーカドーのみが好調、なのはあれか、時々籠持って店員さんが商品見てくあれですね(あれ売り場担当者とは全く別に構成されてる人たちらしいんだよね)。ああうん、なんとなくわかるw
まあ、「即日配達」がそんなに重要かというところから是非流通全体を見直して欲しい気がします、倉庫などの合理化なんかはまだ進められるとは思うんだけどね。

他の記事だとやっぱりセブンイレブンの100円コーヒー、あれ実際圧倒的だったよなぁ。おかげで周辺業者が軒並み展開を考え直しという影響力。1回飲んでみようかしら。