『週刊 東洋経済』2014年4月26日号「小売り激変」

週刊 東洋経済 2014年 4/26号 [雑誌]

週刊 東洋経済 2014年 4/26号 [雑誌]

 

 

 ところでこの特集タイトル、どう見ても内容にそぐわなかったんですが記事を構成するよりも前に決まってしまっていたのかなぁ、「巻頭特集」としてLINEの記事があるんですがそっちがメイン特集だとしてもあんまり違和感ないかも。
とりあえず前々から言われていたようにさすがに8%への消費税増税に関してはほぼ事前の推測の通り、ちょっと別の要因も出てきてはいるんですが、この頃はまだ直後だしね。あれです、5%と違って8%は計算しにくい上に税抜きと税込み表示が混在するもので総額がいくらになるのか本気でわからないという問題がね…。
(そういう意味だともうちょっと小売特集をあとの時期にして欲しかったかも。)
まあ相変わらずのネット店舗優勢で実店舗が振るわず、オムニチャネルというネットと実店舗の合わせ技加速化、あれですね、いい変化だと思います、7&iがここに乗り出してるのか、あそこ基本的に前の方法論が順調なうちに次の展開に出るのが偉いなぁ。
で、小売のもう片方の雄であるイオンはダイエーとようやく決着なのかしら、まあ大きな出来事ではあるもののさすがに何年前からの話だこれ。
ローソンは新型店舗をぽちぽちと増やし、百貨店は今回はH2Oとイズミヤの提携、松屋の銀座からの百貨店形態での撤退くらいかなぁ、まあ不調ではないんだろうけどね。

LINE特集のほうはむしろメッセンジャーアプリ全般に関しての各国の事情やM&Aにまで踏み込んでいてかなりの充実具合、しかしまあ韓国企業って微妙に透明度低いところはあるかなぁ。しかしこの系統のアプリとSNSはまた別なのかなぁ、共通するものとして認識してたのでちょっと不思議、ツイッターなんかもユーザー数では結構なボリュームだと思うんですが今回の再編話とは無関係なのかな(フェイスブックは出てきてたよね)。