『週刊 ダイヤモンド』2014年4月26日号「ソニー消滅!!尽き果てる“延命経営”」

 

ソニーと言えばウォークマンにノートパソコンのバイオ、あとなんだったかなぁ、それぞれの商品という単位だと確かに時代を牽引する存在で、この特集の段階で「消滅」と言われるほどの段階でもないだろう、と言われると確かにそうなんですよね、あ、いや、雑誌編集さんが言い過ぎではないかって心配してたんですけども。
ただ、本社の赤字を黒字化させるための魔法の手段として以前にソネットソニーエンタテイメントを吸収、今度はソニーフィナンシャルホールディングスに狙いを定めた、山手線の内側の超好立地である御殿山のソニー村も切り売りしつつある、その行動が全て赤字隠しのためと言われてしまうとさすがに…。
パソコン事業の撤退も、かなりお金掛かったって言われてましたが、早めのうちにだったらむしろ多少なりと売れたんじゃないかという気もしないでもない。どこかのメーカーのサブブランドとしてだったら欲しいって人いたと思うんだよなぁ、ソニータイマーが仕掛けられている、独特すぎる玩具みたいって言われても可愛かったもんなぁバイオ。
もともとソニーは日本の家電の牽引役のような存在で、ここから独立した子会社は全て好調で、と言われていたようなんですが、過去の遺産を未来のためじゃなくて赤字隠しのために使ってたら、まあ、絶望もされるよなぁ、うーん。
ソネットソニー銀行からの出戻り人材が立て直しを出来なきゃ本当に消滅なのかな…。

特集外だとANAの新規路線開拓の話、やっぱりJALの拡大傾向の失敗を踏まえながら慎重になっている、という記事と。あとカジノ構想に関して、日本のギャンブル依存症って思った以上に多いんだな…(先進国の中だと珍しい域だった)、地方間での競い合いもされてるようなんですが、具体案どうなるのかなぁ、沖縄に呼びたいって構想もあるんだね。