『週刊 ダイヤモンド』2014年5月24日号「新・中国バイブル」

 

最近中国の失策もしくは「反日」行動以外がほとんどニュースにならないもので現・習近平政権と前政権との政策の境い目が自信ないんですが(人のせいにするのも情けないものですが)、前に製鉄工場を爆破していたのと、贅沢禁止令、官僚腐敗への対策は今の人でいいんだっけ。
一人っ子政策の緩和に関しては今の人だっけ、前の人だっけかなぁ…。
日本の学者が「失業者が出るのに」と苦りきった顔をしていた低賃金、低待遇の企業を一気に規制を入れて潰したのは前政権だったような気もするかな。これはそこそこ前から手を付けていた記憶なんですが、概ね傾向としては続いているっぽいよね。
いわゆるばら撒きの公共事業によるゴーストタウンってのはまあどの国にも多かれ少なかれあるとは思うんですが、スケールが大きいからかテーマパーク化してるようなww
肯定的意見と批判者の意見を並べたページがあったんですが、批判者の言う、方針による目的がわかりにくいので国内が戸惑っている、というのはちょっとどうかなぁ、という気もしないでもないんだよね、比較的独裁的というか、トップの権力が強い国ではあるものの、目的がはっきりした改革的な人だとさすがに国内勢力からの抵抗を煽りそうだし。
その辺は李克強という人物と、習近平氏の違いでも現れていたんじゃないかな、ものすごく口が上手いけれど、そういう人物はトップにはいらない、学者をやっていればいい、というのに個人的には賛成なんだよね。語る内容をコントロール出来ればいいんだけどね。
ところでお馴染みの「影の銀行」がアリババ・グループ金融商品金利高めで利便性が高いので危機が、と言われてて、かなり笑ったんですが、意外と正攻法には適わないのかww

特集外だとARMが面白かったかな、半導体の設計図の技術提供というちょっと特殊な業態で数量の自己申告制、低金額なので他からの参入も裏切る意味もなさそうだよなぁ。