『東京人』2013年07月号「東京鉄道車窓100」

東京人 2013年 07月号 [雑誌]

東京人 2013年 07月号 [雑誌]

 

 

私が住んでいる京王線はつい最近(特集の中で出ていた京急大師線のちょっと後くらいだったかな?)(でもそれ以前からみっしり家が詰まってるのでそんなに楽しいってもんでもないw)、高架や地下になって、それもまあ最近の首都圏のだいたいの風潮なんですが。比較的早い段階から主要道路とはすでに立体的に作っていた井の頭線なんてのは何度もこの「車窓から」の特集に登場し。
地域の近い世田谷線はちょっと変な区間があるんですよね、90度近く曲がる時にがががが、という音がしたり、信号待ちをしていたり。
荒川線は勾配が急すぎてバス転換が出来なかった、とも言われていますし。
いつも『東京人』の鉄道特集にも出てくるような主要路線がほとんど姿を消し、替わりに出てくるのはなんらかの理由で時代に取り残されたような路線や(設備的な意味ですよ)、逆に新交通システムであるモノレール。
さすがに地下鉄がほとんど出てこないのは当たり前なんですがw
地下鉄路線は地下じゃなくても高架だしなぁ、地下鉄が地上に出るところはよほど入り組んでない限り気候風土が厳しいのでだいたい厳重に包んであるしね。
ということを考えると、この特集で出てくる地域が限られる意味もなんとなくわかるな。

でもまあ、鉄橋はさすがにいつまでも残るんだろうし、ビルの屋上から見える新幹線なんてのもちょっとこの特集の中では変り種でしたが出てきたし、新しく復原した浅草の東武の駅だとか、別に鉄道だから綺麗に作る必然性があるわけでもないんですが。
土地のシンボルとして繰り返し使う人が愛着持てるものだったら嬉しいな、という気持ちくらいは趣味関係なしにあるよねぇ。見下ろすのが街でもいいんだけどねー、綺麗なら。