『週刊 ダイヤモンド』2013年12月7日号「激烈 流通最終決戦」

ところで表紙にセブン、イオン、楽天、ヤフー、アマゾン、勝者はどこだ、ということが書いてあることにネット書棚に登録しようと思って始めて気付いたんですが(むしろ雑誌の表紙って煩くてよく見ないんだよねw)、よく考えなくてもこのうち、楽天、ヤフー、アマゾンがネット販売3強で、イトーヨーカ堂有するセブンとダイエーを傘下に収めたイオンが同業者にも関わらず、どっちも全然対立姿勢じゃないんだよね、これ。
あるいは実店舗がネット販売に押されている、という構図はあるのかもしれないけど、少なくともGMS(総合スーパーね)の不調はネット販売とは別問題だよなぁ。
で、すごく大雑把にアマゾンは商品数で押し、楽天はそれぞれの店舗との結び付きが非常に強く、ヤフーはそのあとを追うために中国系のアドバイスを受けてネット店舗の手数料無料という英断に売って出、正直なところ、非常に良い均衡になったと思います。
ただ、実店舗に見に行って接客を受けて商品を選んでネットで安い商品を選んで買うってのはいろんなところが辛いというか、さすがに社会問題にもなるなそれww
ところで毎回流通関係の記事で、ものすごくざっくりした発言をして下さるセブン&アイの社長さんは今回も切れ味が鋭かったです、美味しいものは飽きられやすい、とか、売れ筋がペンシル型みたいにすとんと落ちる、人真似してると在庫しか抱えないとか。
そうですね、ブームが瞬間的にすぎてたら、経営理念じゃなくてそれが無難だよね。
そういや、西武やそごうの百貨店でも、コンビニでもスーパーでも同じ商品が同じ値段で売れんだよね、と言ってたのがちょっと印象に。ひょっとして客層同じなのかしら。

ところで経済指標の読み方みたいな記事にあったんですが、消費税増税後にどうなるのかなぁ。増税で景気悪化はなくても、今が増税前で数字が膨れてるだけってのは…あるかも。