『週刊 ダイヤモンド』2014年8月2日号「オジサン世代に増殖中!職場の「お荷物」社員」

 

様々な無気力のパターンがあり、そのそれぞれの対処法を、と分類されているものの、結局のところバブル時代の極端すぎる雇用増のせいで年齢層が歪になり、そもそも「赤ん坊のような状態で入社することを望み」、その上で一つの会社から離れたら人生の落伍者扱い、上役の人数は足らず、そこに含まれないと人間扱いされない、という状態がまずあるんだよね、そこでそこまで積極的に働けなくてもなぁ…。
個人的には電車に飛び込むか、無気力に働くか、家族ともども路頭に迷うかの3托。
無気力に働いていることを責める気には正直なれないんですが、それも共感出来るのは上のバブル時代のあとで完全に閉め出された団塊ジュニアの後半世代くらいまででそこからあとには「妙に恵まれてた世代」「だから使えない」と思われてるっぽいんですよね。
(そしてその団塊ジュニアは会社にはほとんどいない、極端に少ないです。)
なんかもう、当人にどれだけ思い知らせようと若い世代が頑張っても、特に最初から勘違いしてないと思うんですよね。むしろこの特集は多分若い世代向けだよなぁ。
まあ、それでも共感や察することが出来るかというと、そんな余裕もないのかどうも。
そもそも人材に余裕もないんだし、今更若くてまっさらで赤ん坊のように無知な人材に拘らずになんとかすべきだと思うんですけどね。そこまで行くのに何年掛かるか。通そう…。

特集外のマルハニチロの冷凍食品工場での毒薬混入事件についてもそうなんですが、なんかこう、ほとんど全てに限界が来てるって気もするなぁ。東電の電力の売り込みですらそうなんだよね、原発を稼動させて安い料金になればともかくそれ以外だと全く同じスタートラインにすら立てない、なんの競争力もないという現実。
でも考え方を変えようとはしないし出来ない、うーん、どこから始まっているのか。