『週刊 東洋経済』2014年7月12日号「後半経済大予測」

 

まあ、この巻だけ手に取って読むんだとトピックだけはきちんと揃っていて悪くはない内容だとは思ったんですが、ずっと読んできてる分にはほぼ知ってるので薄味ではあったかな(ただ、新年号みたいなまとめなんだろうねこれも)。
人手不足が建設業を中心に問題になっているのも、一応の需要増(とその後の急落予定)があるからでもあるものの、人気が薄く、そもそも人口減ってこともあるんだよね。今後もミスマッチが続くんだろうけどどうやってくのかなぁ。建設業だと人を減らすとか合理化ってさすがに限界ありそうだしな…。
TPPは膠着、消費税増税に関してはそこまでのダメージでもなかった、ということが繰り返し強調されているものの、印象が悪いんだよね。待機児童問題、ウクライナ情勢、新規上場に原発を始めとするエネルギー問題、いずれも特に大きな動きはなく。
欧州のロシアへの反発を尻目に意見そのものを放棄する国が世界的には多かったんだね、まあ、欧州が世界情勢の全てを仕切るって時代じゃないよね本当に。
もともと不調だった電機やら、テーマパークやホテルなどはまあちまちま展開もあり、好調だったLCCはパイロット不足露呈、トヨタは好調だけどどうなんだろうね、今後、みたいな感じで、まあ円安の恩恵は受けたみたいだけど…。
という感じでどこを取っても大きな変化もなく、アベノミクスが失敗だった、という人も多いんですが大失敗とは言えないんだよねどう見ても違うし。しかし、どれだけ贔屓目に見ても大成功ではないよなぁ、サブ特集のエネルギー問題も大きな動きはなし、か。

2ページの記事なんですが「出会いを演出するのにアルゴリズムを使って相性のいい男女を最初から紹介する」という内容を見て、あ、見合い、と思った私は間違ってないよね?