「小田急電車回顧 第2巻」深谷則雄・編

あくまで車両の本なので正直内装どうしてたのかなぁ、とか、台車ちまちまといじってたのって確かこの頃なんじゃなかったっけとか、ロマンスカーのSE車の登場ってこの後なんでしょうか、少なくとも昭和50年までが載っていて、この内容だと入る隙間はないっぽいんだけど。さすがにそういう単位では覚えてないんでちょっと自信はないです。
あ、ただ、昭和50年だと小田急多摩線に関して触れられてるのはわかりますね。
編成はこの頃は4両くらいで、「ホームはこの後めいっぱい延長されました」みたいなことが触れられてましてまあそうだよなぁ(今は全駅10両入るのかな?)。それとこの時期はロマンスカーって呼称はあるのかないのか、特急車に時間単位で名前が付いているらしく、ヘッドマークが付いてて結構可愛らしいですね。
神奈川県花の百合の模様があしらわれた車両ってのもお洒落だよなぁ。
色はもともとが焦げ茶で、これが戦前からの色ですよね。それから赤茶になりまして、この時期の車両は下が青、上が黄色の2色に塗り別けられ、その後、白ボディに青帯っていう今でも一部残っている色まで結構な変遷があるみたいです。
というか、1900系が最初の特急充当車で、1700系がその豪華な発展版って書いてあったんですが、きちんと飲み込めてない気がするけど1700系のが後なのかなww

窓や雨樋などが細かいところが変化している時期で、中身などにはあまり触れられてないんですが結構変わってたんじゃないのかなぁ。特急車両だと正直内装が気になるんですが、そちらもまた別の本ということになるでしょうか。
あと、地味に驚いたんですが、井の頭線の戦時被災の生き残り車両(確か2両のみ)、1車両小田急にあったんですね。貰った分返した時の措置なのかなぁ、ちょっと不思議。