『週刊 東洋経済』2014年8月9・16日号合併号「親と子の相続」

 

そういやこの話って「相続税法の改正」から始まっているのかと思っていたんですが、よく考えたら日本の全体的な地価の下降と(そりゃ人口減少していくならそうもなるよな)、地方が衰退することによっての一極集中傾向、それに伴っての居住区域が拡大し、その地域に対しても相続税が重く課せられることになった、ということになるのかな。
ややこしくなってはいるものの、確かに全体的には理に適ってるとは思うかな。
ただ、この流れに対しての遺言信託系のプロフェッショナルがまだおらず、土地と現金資産(それぞれにはプロがいるけど)はともかく、第一相続と第二相続で得意分野が違うって言われるとさすがに困るなそれはw
第一相続は配偶者相続で、さすがにこれで困るケースはほぼないんですが、第一相続の段階で子がメインの第二相続を視野に入れていくべきだということ。その時点で孫に対しての第三相続を考えるのはトラブルのもとであってあんまり効果的ではないらしい、ということ、あれだなぁ、ちょっと考えすぎるのがこの国の特徴なのかもねぇ。
不動産投資に関してはわりと建てさせてしまえば儲かる、というところが請け負っているのであんまり現実的でもなく、警戒しておいたほうがいいとか。あとお墓に関してはまあまあまとまってきてはいるのかな、墓じまいや共同墓地も多少心配って程度になってる。

特集外だと吉野家の経営者退陣とBRICS開発銀行ってのが気になったんですが、確かにIMF(アメリカ主導)が厳しすぎる条件を課すために本来の役目を果たせなくなってるってのは言われてたから、ある意味で現実的な話なのかも、この銀行はそもそも話を聞いたこともなかったんですが続報も多分経済誌で探さないと駄目だろうな…。
吉野家はあまりご縁がなかったんですが、そうか、味で選ばれてたのか、誠実だね。