「関東鉄道竜ヶ崎線-龍崎鉄道・鹿島参宮鉄道竜ケ崎線(下」RM LIBRARY-169、白土貞夫

関東鉄道竜ケ崎線(下): 龍崎鉄道・鹿島参宮鉄道竜ケ崎線〔RM LIBRARY 169〕

関東鉄道竜ケ崎線(下): 龍崎鉄道・鹿島参宮鉄道竜ケ崎線〔RM LIBRARY 169〕

 

 

利根川(坂東太郎って利根川のことだったのか)の近く、千葉と茨城の間。
で、長さが4.5kmでもともと軌間762mmの蒸気機関、今ではワンマンの客車3両というところまでは普通に聞いていたんですが、大正15年に改軌されて1067mmになって以降に長さのわりにだいぶ蒸気機関の入れ替え? 留置? が激しい気がするんですが、特になにに使われていたのか書いてないので理由がわからず…。
見落としたたかな、と思って読み返していたんですが、竜ヶ崎から歩いて行ける地に少しですが住んでいたこともある母親に聞いてみたら「そういえば中島飛行機があったって話は有名だったわね」と言われたので、ひょっとしたらその関係だったのかなぁ。
まあもちろん、他の土地の人からの伝聞なので正確でもなんでもないんですが、大正15年くらいから1960年代くらい(1926年からだから34年くらいか)の間にそんなにぽんぽんと蒸気機関の必要があったとも思いにくいので、別にありえない話でもないのかなぁ、ちょうど戦前少し前から戦後くらいの時期なんですよね。

昭和2年には蒸気からディーゼル転換されて、と言われていたんですが国鉄まで含めて茨城県下で最初ってのはさすがにちょっと不思議。まあ短い路線なので試しやすかったと言われたらそこまで違和感もないんですが、蒸気機関も並行して使ってるんだよなぁ。
あくまで車両の歴史のみから語られているので特になにがどうって言われてるわけでもないんですが、そういや貨物の内実にも全く触れられてなかったっけ。
ただ、主流の蒸気機関は全くなく、いわゆる数台という単位で流通していたものがごろごろあったようなので便利に管理に使われてただけなのかもw しかし確かにこれはマニア垂涎だよなぁ、写真すらほとんど見たことないのもごろごろあるわ。