『趣味どきっ!開け!世界遺産』#1「法隆寺・東大寺」

法隆寺というのはものすごく大雑把に聖徳太子が作ったというコンセプトになってる寺院で(疑ってるわけではないんだけども、移転したり建て替えしたりするので微妙によくわかってないの、元興寺にはなったのなってないの?)、東大寺は全国にある国分寺の親分として総国分寺として聖武天皇に作られたという感じの寺なのですが、どうせなら行基に触れるなら行基が引き連れていたという「知識衆」まで触れて欲しかったんですが、さすがにそこまで行くとだいぶ収集付かなくなるんでしょうか。
あとな、聖武天皇に関しての単独の番組も欲しいですね、あの人いつなにをしていたのかさっぱりわからんのですよ、都は概算で3つくらい作ったんだよね?
て、いうかすみません、ええと、法隆寺が現存最古の寺院でそれで世界最古の木造建築らしく、建築当初の姿を残しているもののみが価値がある、という西洋式の価値観においては何度も燃えたり改装したりしているので世界遺産としての認定はどうか、という話し合いがあったものの、初期のコンセプトを継承してるんならいいんじゃないのかな! という結果になったようです、まああれ、西洋式価値観の偏りが、という意見はあるかもしれないけど「世界遺産」ってのがもともとそっちで生まれたんだもの、個人的にはそこまで問題は感じないんだよな。
ノーベル賞もですね、ただ、私的な側面があるってことを認識してないとまずいと思うんだけども、それをしないのは組織側のせいじゃないと思うんだ。)

で、まあ、当時の技術の最先端だったんだよん、みたいな話になっていたのですが、30分で容赦なく枝葉を切り捨て、初心者二人を引き摺って面白い! と結構本気で言わせていた手腕は評価したいと思います、次も見よう。うん。