『東京人』2013年04月号「江戸東京を遊ぶ」

巻末まで読んで始めて知ったんですが、あー、江戸東京博物館ってもともとこの雑誌『東京人』の発行元の東京都歴史文化財団が作ったのか…、ええと、それが今年20周年となりまして(ぐるっとパスで1回、遠方からの人と1回、付属図書館に1回行ったことありますよ)(特別展示なんだったかなぁ)、『東京人』はどうも16年前に今の都市出版からの発行になったようなので、えーと、生き別れの兄弟みたいなもんですね!
いや、兄弟ってのは本当に巻末の挨拶に書いてあったんですがw

江戸東京たてもの園は私まだ行ったことがないんですが、へー、もともと吉祥寺、でいいんだよね? 井の頭自然公園の近くにあった武蔵郷土館だった、ということを聞いてそれもちょっとびっくり(今のジブリ博物館のとこかな?)、現在は小金井公園に移転されたそうなんですが、そこを作る段階で専門家の方にプランを立てて貰って、西から東で少しずつ時代が違う、という構造になるようにしたんだとか。
というか、この特集記事、よく読んだら展示を請け負った人の拘りみたいな部分が前面に出てて、ちょっと観光案内などのパンフレット物とは体裁が違うんですが、確かに江戸東京博物館の面白さって思い出してみるとそこなんですよね。
これはどのようなものです、こう解釈しましょう、というのとは微妙に違ってて、なんというか、実物が存在してるしてないの差があっても3D、平面じゃないんだよね。
で、だからこそ、浮世絵を売ってる店先はもうちょっと生活観出して欲しい、だとか、直接手に触れられるといいなぁ、とか(いっそ3Dプリンタ技術使って版型作って復刊しましょうぜw)、「江戸城松の廊下」はいっそ原寸大にすればいいのに!! とか勝手なこと言い出すんだけど、そのてんで勝手な熱意が大変面白かったです、松の廊下いらねww