「和菓子」子どもに伝えたい和の技術4、和の技術を知る会

和菓子っていうと正直なところ、小さいのにかなり値段が張るものという印象で、まあ、この本を借りたのも現在ぽちぽちと趣味でやっているミニチュア作りの一貫の参考になればいいかなー、という程度の動機だったんですが。
まず、材料名にほとんど見覚えがない。
でも、原材料はわりとこう、馴染みのあるものが多いんですね、いろんな形や形状に加工されていて、冒頭の辺りに主な材料名として紹介されているものの、本文にもそこで紹介されていなかった材料が出てくるようなこともざら。
材料などに関しては専門店や通販で手に入るんじゃないかなー、と見当くらいは付くものの今まで使った経験などは全くない、せいぜいこの間見ていたおはぎ作りの時に見覚えがあるものくらいなので、本当に和菓子以外では使わないんだなぁ、としみじみ。
(海外のお菓子とかだと、なんだかんだと小麦粉で作れるもの多いよねやっぱり、トウモロコシの粉や米粉を使うことも多いですが、あるいは和菓子を海外で紹介する時は同じように代替となる材料に置き換えていたりもするのかな?)

で、一応作れるような手順も載ってはいるものの、あまりの手順の多さにとても実際にやってみる気にはなれないし、味も多分ですがそこまで幅がない。
そしてこれだけの手間を掛けていたら、まあ値段が高くもなるよなぁ、ということでしみじみと納得。
繊細な見た目と色、そして細かい触感と季節を反映したさまざまなモチーフとで世界が出来上がっているような感じだったんだけども、実際原材料多くなかったのかもね。
地方のお菓子のページだと、結構いろいろ使ってたものな、繊細な世界だよなぁ。