『権力の館を考える '16』#7「首相の館(2」

結局この講義の中でも触れられていたように「池田勇人と言っても今の若い人はご存知ないかもしれないが」ってのが正直なところ私も該当していて名前は知っているもののなにをした、という印象がない人なんですよね。
あと、佐藤栄作はなー、どっちかというとよろしくない印象がある気がする。
(実際のところ、結構悪くない政策にも関わっていたようにも思うんだけどね、晩節を汚したというかなんというか。)
池田勇人氏は要するに戦後の最初の総理大臣だということなので、えーと、敗戦処理していたってことか、それは少なくとも印象が強くないってのは申し訳なかったかもしれない、彼が前田家(加賀百万石の前田家)からの別荘を借りていたというところなんかは前に聞いた、えーと、あれか、吉田茂の別荘(こっちは朝香宮邸)に確かにちょっとコンセプトが似てるような気はするものの、陳情などに関しての段階はあるもののほとんど誰でも構わず迎え入れていたと聞いて、あー、という気分に。
娘さんや奥さんに負担が掛かっていたってのも、今の時代に聞くと複雑な気持ちにもなるんだけどさ、それが戦後すぐって言われるとなぁ、なんとも。
とりあえず政治家が人間集められないと話になんねぇ、という方針も含めて、いいんじゃないのかなぁ、日本を支えてた気もするし、そこから生まれたいろんな人材もあったんじゃなかろうか、これ。
 
佐藤栄作さんは中央線沿いから車通勤を考えた政治家っぽい、実際岸信介さんの家があったような土地へと鞍替えしたらしく。
吉田茂さんが弟子の佐藤栄作さんよか池田勇人って言ってたわけもわかるな…。