「NHK さかのぼり日本史6」江戸 “天下泰平”の礎、磯田道史

そもそもどうも今の教科書では重農主義とか重商主義とかそういう概念で教わるようなんですが、私の時代を考えてみるとなんかもっと漠然とした感じで捉えてたよなあ、そんなだから改革の名前と年号を覚えるしかなくなるのだろうかと今ちょっと暗い気持ちになっているのですが、時々触れられている「日本には土地税しかなかった」のほうは直接は取り入れられてないのかな、あれわかりやすいと思うんですけどね。
というよりざっくり、各藩からの年貢しかないわけですよね。
あとのほうの時代になるとなんか店の間口の広さで税金が取られたらしいんですが、それでなんかウナギみたいに長くなった店舗が紹介されてるしね。
 
まあ、各時代の改革はその観点から重商主義にしたものが重農主義に戻ったり、そもそも農民への保護という概念がなかったとか、それでも江戸時代通じて社会福祉という概念はなかったんだとか(藩主の心意気次第の恵みでしかない)。
江戸時代は農民らに保護を与えてるだけ進歩しているとかそんな感じのことがきちんと時代を遡る感じでまとめられていました。
私の力量でそれを順番に短くまとめるのが無理なので時代ごっちゃになってます、そしてそもそもなんでそういう農民を大事にするという発想が出来たのかというと、大規模な反乱である天草の乱があったからだよ、という感じでまとまっていました。
細かいことはよくわかりませんが、その前後で社会システムが結構な変化をしているんならば別にそんなに間違ってもないんじゃないのかな、わからん。
個人的にはこの前の時代から一揆やそれによる領主の追い出しが存在しているので、それだけで説明されるとうーん、となるんですけどね、なんかの転換期ではあるんだろうな。