『食彩の王国』#222 ハマグリ

ハマグリ−Wikipedia


私の学生時代、故郷である愛知県では海が日本一汚い、という認定を受け。その後なんとか盛り返したような気もしないでもないんですが、その数年後、東京で「江戸前ネタの寿司が」ということを聞いた時に若干血管がぷっちんと行ったのもいい思い出です。
よく考えたら工業地帯あるからそこまでは無理だよな、名古屋港。
しかしまあ、東京湾が綺麗になったということ自体はいいことなんでしょうね、基本的に生活排水からのプランクトンの過剰発生や汚染が主だったとしたら、ええと、余所に押し付けるのか、、、いや、浄水施設が進歩したとも言われてますね。
もともと水の都市だった江戸では(というかそんな土地に無理に割り込んだわけですが)、潮干狩りも盛んに行なわれていたものの、すっかり高度経済成長でそんな余裕もなくし、またバブルが弾けた辺りから正気に返ったのかなー。
ハマグリは生食に向かないそうですが、ダシの成分を多く含み。
旨み成分って確か身体にもいいんじゃなかったでしたっけ、江戸時代には殻を砕いてうどん粉と混ぜ、あせもの薬に(パウダーの要領ですな)。“貝覆い”というのは貝合わせと同じものでしょうかね? 必ず一対、もとの組み合わせでないとくっつかないことを利用して遊ぶ遊びらしいんですが、女性が好きだったそうですよ、平安くらいから聞いてますので、江戸までって結構長いなぁ、てか優雅でいいですなぁ。


そしてポルトガルのハマグリ料理の紹介がされていたのですが、魚介類の種類とか使い方が似てますね、と言う側から貝の中に豚肉を投入w 隣がスペインだったっけねww