医療/伝染病

『週刊 東洋経済』2014年9月13日号「クスリの裏側」

週刊 東洋経済 2014年 9/13号「クスリの裏側/評伝 水島廣雄 そごう元会長/会社四季報 超速報 これから伸びる銘柄ランキング」 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2014/09/08 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る この2014年の『東洋経済』…

『週刊 東洋経済』2014年7月19日号「高齢者激増で大転換迫られる 医療危機」

週刊 東洋経済 2014年 7/19号 「医療危機―団塊世代の高齢者化、多死社会の到来/コマツの虎視眈々/ローランドMBOの泥沼」 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2014/07/14 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 『ダイヤモンド』『東洋経済』で揃…

『週刊 ダイヤモンド』2014年6月28日号「病める製薬 王者タケダの暗雲」

週刊 ダイヤモンド 2014年 6/28号 [雑誌]王者タケダ(武田薬品)の暗雲/アドラー「今こそ! 嫌われる勇気」 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2014/06/23 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る えーと、創業者一族(の本来の後継者ではないとされ…

『週刊 ダイヤモンド』2014年5月17日号「医師・看護師大激変!!」

週刊 ダイヤモンド 2014年 5/17号 [雑誌]特集1医師・看護師大激変! /診療報酬改定で迫られる“民族大移動"/肉薄! 学長選ドキュメント/医局ヒエラルキー崩壊/白衣の天使は変われるか/病院看護師14万人が消える! /訪問看護師需要は17万人に拡大/医学・看護の大…

『週刊 東洋経済』2014年5月17日号「誤解だらけの介護職」

週刊 東洋経済 2014年 5/17号 [雑誌] 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2014/05/12 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る メイン特集ではないが理研の「STAP細胞」騒動に関しての記事があったものの、なんだろう、正直申し訳ないながら微…

『週刊 ダイヤモンド』2014年3月29日号「頼れるクスリ」

週刊 ダイヤモンド 2014年 3/29号 [雑誌] 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2014/03/24 メディア: 雑誌 この商品を含むブログ (1件) を見る 前に読んでいた「アレルギー花粉症」特集(『ダイヤモンド』2/15号)で、ちょっと気になっていた製薬会…

『週刊 ダイヤモンド』2014年2月15日号「アレルギー花粉症のウソホント」

週刊 ダイヤモンド 2014年 2/15号 [雑誌] 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2014/02/10 メディア: 雑誌 この商品を含むブログ (1件) を見る ところで読み終わってからなんなのですが「30代以下はアレルギーが細分化しているので」と語られていてさ…

『週刊 東洋経済』2014年1月18日号「うつの正体」

週刊 東洋経済 2014年 1/18号 [雑誌] 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2014/01/14 メディア: 雑誌 この商品を含むブログ (1件) を見る そもそも「うつ」ってのは脳の中の伝達物質に関する異常であって、薬が効くと劇的な改善が見られる、というのも…

「鉄と人体の科学」岡田茂

鉄が少ない環境だとガンの増殖が抑えられるらしいんだよ、ということを聞いて渡されたのがこの本だったんですが、治療が難しいC型肝炎(ウィルス性なので、ウィルスも死ぬけど人間も非常に苦しいみたいな)も献血の要領で毎月血を抜いていけば増殖しにくく…

『プロフェッショナル・仕事の流儀』医師・国際NGO代表・川原尚行

表題は“アフリカの大地、志で駆ける”、で、わりと早い段階から繰り返し川原さんが呟いていたのが「最初は助けてやるって気持ちがあった」ということなんですよね、んー、正直なところ、軽い気持ちでのボランティア参加、ちょっと褒められたい、という気持ち…

『夢の扉+』いのちを守る“レントゲン”革命!

そもそも私は女なので乳がん検診でマンモグラフィーを撮らなくてはならない、という知識くらいはあるんですが、あれ、こう、怖いですよね…3cmくらいの間に胸を挟まないとならないっていう、痛いそれ絶対痛いそれ怖い。 まあ、疑いの有無まではわりと簡単…

『死者の謎掛け』#9 法廷のフロンティア

「死体農場」とそこから巣立っていき、派生していく様々な学問や捜査官や技術、という回だと思うのですが。豚って死んでも腐敗してもそんな見苦しくないんですね。。。 むしろ、人間だけなんであそこまで醜くなってしまうんだかが不思議なのか。 死体に集る…

『死者の謎掛け』#8 見えない人々

ブラジルの熱帯雨林には先住民族がかつて数多くいて、今は保護区となり、自分たちが「文明化」させようとして伝染病や争いやらを持ち込んでしまった結果。その中でもっとも勇敢で良心的なのであろう保護官は40年もの間、苦悩を抱えておられるわけですが。 …

『死者の謎掛け』#7 死体の伝記

あちらの言葉で「ボディ・ファーム」、邦訳しての「死体農場」という言葉ほどのインパクトはないような気もしますが、不謹慎と怒られるかもしれませんけど、なんかこう、建設的な印象が出てくるような気もするんですよね(>関係記事)。 自分が、果実として…

『死者の謎掛け』#6 殺人現場クリーニング

世界規模で言うとその時点で推定1億、60人に一個。 この間まで内戦が行なわれていた、#5でも扱われていたボスニアとなると、えーと、人口比どのくらいでしたっけ、、、現在、カナダの企業の主導で(どうもカナダは熱心らしいですね)(>地雷問題)内戦…

『死者の謎掛け』#5 野蛮な証拠

スレブレニツァ−Wikipedia 「スレブレニツァ July 1995」の文字が時折、戦争未亡人らの手によって見られるわけですが、1995年7月13日、ボスニア内戦の最中、番組内で“ムスリム人”と呼ばれていた人種(アラブ系って取ればいいのかな、モスク…

『死者の謎掛け』#4 ドラキュラ発見

ブラム・ストーカー−Wikipedia なにが問題ってどうも私のほうが詳しいらしい、ということが一番なのではないのかと思うのですが。映画版とルーマニア以外に関してはほぼ既知のことで、死体の膨張(ガスの放出の瞬間の「叫び声」だけは知りませんで…

『死者の謎掛け』#3 失われた都市

アンコール・ワット−Wikipedia 「宮殿キレイだけどでかすぎるよね!」と地元の若者たちが言い。 周辺の老人は巨人の頭蓋骨を見つけたんだよ(しかしよく考えたら人間のものとは限らんわけですが)、と語るわけですが、さていざ遺跡を見てみると「確…

『死者の謎掛け』#2 処刑島

南の島ですっかり仲良くなったじいちゃん二人が「ヘイヘイヘーイw」という内容になってしまったのは、まあ、ちょっと否定しにくいものはないでもないんですが(そういうレビューが付いてましてね)。とりあえずまずなにに驚くべきかというと。 今もDNA鑑定…

『死者の謎掛け』#1 疫病ハンター

スペインかぜ−Wikipedia 1918年から翌19年、世界に蔓延し、感染者6億、死者4千万〜5千万という多分世界最大なんじゃないでしょうか(その後上回ってなければ当時最大だったのは間違いないですね)。で、時は第一次世界大戦中。 ヨーロッパ…

『探検バクモン』〜UNSOLVED〜「アンチエイジングはどこまで可能か?」PART2

極めて個人的には顔にテトロドトキシン(フグ毒)を注射するよりは男性ホルモンを2日に1回塗布してくれてるほうが心臓には悪くないし、骨をがりがり削るわ身体の中にシリコン入れる(ガン発生物質だそうです、わかってても入れる人が...orz)などというよ…

『探検バクモン』〜UNSOLVED〜「アンチエイジングはどこまで可能か?」PART1

“美魔女”って言葉としては正直あんまり好きじゃないんですが、ここに出てきた元祖っていうか君島さんは結構好きかなぁ。なんていうんだろ、30代の頃より明らかに若返ってる よ?! 外科医さんもそうなんですけど、さすがにNHKが選んで呼んできただけあ…

「国境なき医師が行く」久留宮隆

“国境なき医師団”というのはいつだっけ? わりと近年有名になったNPOの一種で本部がフランスに、という程度の知識しかないのだけれども、まあ、日本人にありがちなことに私もまあまあ美化して考えていて、実際にそれに飛び込んだ人に言わせると「なにもか…

『病の起源』#3 腰痛〜それは二足歩行の宿命か?〜

腰痛−Wikipedia まあ要するに一言でこの番組をまとめてしまうと「歩こうね」ということになるのではないかと思うんですが、とりあえず、人間が四足から二足歩行に進化した時に、しなやかに動く柔らかい腰を手に入れ、それがなかったら腰痛はありえ…

『病の起源』#2 骨と皮膚の病〜それは“出アフリカ”に始まった〜

脚気−Wikipedia 現在31歳の私が高校生の頃ではなかったかと思うんですが、オーストラリアの皮膚がん、その他の皮膚疾患の増加を受けて日本で「日に当たらないようにしましょう」という呼び掛けが盛んに行なわれていた記憶があるんですが、最初に…

『病の起源』#1 睡眠時無呼吸症〜石器が生んだ病〜

睡眠時無呼吸症候群−Wikipedia 病気の番組というのはちょっと興味があったんですがなぜかそれがわりと最近話題になったばかりの“睡眠時無呼吸症”ということもあって、どうかなぁ、と思っていたんですが、石器の発達と共に食べ物を噛む必要性がなく…

「バイオテロへの警告」

炭疽菌−Wikipedia あー、日本のほうが被害者多くね? いや、同情しないわけでもないし炭そ菌騒動は私も記憶してますし、あのタイミングのあの騒ぎをどうこういうつもりはないんですが、警戒する前に敵減らそうよアメリカさん、そもそも君らが生物兵…

『国際共生に向けた健康の挑戦’08』#15 国際共生に向けた健康への挑戦 国際共生に向けて−到達水準と課題

プライマリケアの施設はタイ、ベトナム、インドではいずれも公立のヘルスセンターやヘルス・ステーションが拠点になっており、それらは数多いボランティアスタッフによって支えられているのだとか。 なんでもアルマ・アータ宣言「2000年までに全ての人に…

『国際共生に向けた健康の挑戦’08』#14 国際共生に向けた健康への挑戦 エイズへの挑戦−ベトナム・タイ・インド・日本における現状

タイでは20代30代を合わせて70%のキャリア、男のほうが4倍くらいかな?(でもそういう比率自体が珍しいことではないみたいね、特に言及されてなかった) かつてのコンドーム100%キャンペーンは一定の成果を上げていたものの、薬物常用者の間の無…

『国際共生に向けた健康の挑戦’08』#13 WHOにおける挑戦 健康課題への挑戦−その体制

かつて衛生機関に関しては第二次世界大戦前は国際甲州衛生総局(ワシントン)、国際公衆衛生事務局(パリ)、国際連盟保険部(ジュネーブ)とばらばら。 1945年にサンフランシスコ会議で専門機関の設立構想の立案。 1946年に国際保険会議にて世界保…