2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「地図物語 地図と写真でたどるあの日の浅草-昭和26年から30年代の思い出と出会う」佐藤洋一/武揚堂編集部

地図物語 地図と写真でたどるあの日の浅草―昭和26年から30年代の思い出と出会う作者: 佐藤洋一,武揚堂編集部出版社/メーカー: 武揚堂発売日: 2006/12メディア: 大型本 クリック: 1回この商品を含むブログを見る昭和26年作成の、えーと、A4サイズの約4倍…

『あぽやん~国際空港』#6

正直誰が見ても釣り合いが取れてる、とは言い難い「美女」と、なんだろう少なくとも野獣じゃないな、えんどう豆さんなんですが(美女と豆ww)、だがしかし、彼のデートのお誘いはなかなか良かったと思うんですよね、テンパってるわりには気が利いてるとい…

『東京人』2007年10月号「後藤新平 東京をデザインした男」

後藤新平というと大正12年の関東大震災ののちに“大風呂敷”な復興計画を立てて失脚して、のちに彼の計画の断片だけが実行されていたんだよ、というところまでがわりと一気に語られているのを何度も聞いているのですが。 計画の詳細を語らないからやたらと巨…

『ビブリア古書堂の事件手帖』#9 タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの

主人公の“元カノ”登場回、なんですが、確か大学出て数年のはずだし、高校生時分の彼女とかそうそう拗れることもないよなぁ、と思ったら、黙って連絡取れなくなっちゃったことだけ密かに怒ってたんですね、主人公。まあもともと良い人ですもんね。 そして彼女…

「鉄道ダイヤのつくりかた」富井規雄

例えば名鉄は名古屋を通過すると途端に輸送量超過になるとか(あるある、あそこは全路線がそうなんだよねw)、一部JRの路線を使ってるので自分の都合だけではダイヤ改正が出来ないんだよ、だとか、小田急が複々線化をしてダイヤ改定をしたもののなかなか…

『ビブリア古書堂の事件手帖』#8 ロバート・F・ヤング「たんぽぽ娘」

要するにこの話の肝は市場価値の高い(コバルト文庫ってことが逆に高値の理由になってるんだろうね、少女小説文庫ってそうはコレクターいなさそうだし)文庫ということと、あくまで個人的な理由で特定の本に思い入れがある、という事情が交錯してしまって事…

『現代南アジアの政治’12』#15 日本とインド・南アジアの関係

本などでも「日本との関係」として挙げられているものを読むたびに縁が皆無ではないですよっ、としか表現出来ないレベルだなと感じることが多いんですが、インドから日本への来訪が752年、東大寺にボダイセンナ。日本からインドへが天正遣欧少年使節、だ…

『八重の桜』#9 八月の動乱

多分もともと幕末が好きな人だとある程度知ってる名前なのかもしれないんですが、「八月十八日の変」と聞いても正直ピンとは来ないなぁ。三条実美の名前は聞いた覚えがあるので、近いところは読んでいるのではないかと思うんですけどね。 なんというのか、公…

『現代南アジアの政治’12』#14 南アジアの地域協力-繁栄と平和の礎か?

南アジア地域協力連合(SAARC)の回だということで「さて、貿易の話を聞くか」という体勢を整えた私が悪かったんだと思うんですが思うんですが、域内貿易6%ってなんだよ?! というのは講義の中でも言われてたというか、貿易協定(2国間ですが)ある…

『カラマーゾフの兄弟』#8 断ち切れない鎖

たびたび原作話をしてるような気がするんですが、原作で次男のところに現れるのは「悪魔」なんですが、へー、ドラマだと父ちゃんなのかと考えたところで「確かに悪魔だ、というか悪魔よりこっちのが嫌だwww」と大笑いしてしまったんですが。 ひとしきり笑…

『現代南アジアの政治’12』#13 スリランカの政治と外交

前回講義で一緒くたにされていたインド東部、ネパール、バングラディシュ、ブータンだったのですが、スリランカ民主社会主義共和国はなぜか独立して1回。だったのですが、なんでだろ? インド平和維持軍が及び腰になってるとか、政治体制がほぼ統一直後から…

『八重の桜』#8 ままならぬ思い

大雑把に、というかとりあえず八重さんに玉砕してった方が、「はて、誰だったかなあれ」という風情なんですが正直。しかしお兄ちゃんのご友人、もとい尚之助さんが微妙に二人だけにしてくれたような気もしないでもなく、前からなんとなく好意を抱いていたか…

『現代南アジアの政治’12』#12 南アジア東部地域の動き-インド北東地域・バングラデシュ・ネパール・ブータン

正直半分くらい流し聞きをしていた回だったんですが、詰まらないとか面白いとかそういう話というよりはちょっと詰め込みすぎと言いますか…。 日本とはインパール作戦の中とか、戦後のパル判事とか、アジア初のグラミン銀行のノーベル平和賞受賞者とか、「日…

『カラマーゾフの兄弟』#7 黒く潰された空白

三男の行動が客観的に、次男の行動が当人の説明ではあるものの判明し、事件に巻き込まれたと見られていた意識を取り戻した使用人の口から(正直あのシーン見るまでどうして入院してたのかさっぱりわからなかったの私だけでもないと思いますがw)長男が突き…

『現代南アジアの政治’12』#11 パキスタン軍と印パの核問題

インドとパキスタンの核問題というと、日本でも一時だいぶ騒がれていた印象があるのですが(アメリカが主に仲介を担当するせいですね、これ)、それからだいぶ経って、というよりほんの数年前に「今のインドの大国としての地位は核兵器のおかげ!」と豪語し…

『信長のシェフ』#6

もともと漫画なんだろうな、というのはドラマを見ていればわかるものの、レーティングからして青年誌で(ケンさんと夏さんだけ見てると少年誌でも問題ない気もしますがw)、ということまで考えると、主人公が次から次へと難題を押し付けられ、それを乗り越…

『現代南アジアの政治’12』#10 なぜインドとパキスタンは対立するのか?-カシミールをめぐる戦い

インドとパキスタンはそもそも「イギリス領インド」という同じ前身を持ち、実際の支配としては数多くの半自治の王国(藩って訳されてますね、日本のよりは大きいと思うけど性質は似てるのかも)を有した国同士。 政教分離を唱え大インド主義を唱えたのがマハ…

『あぽやん~国際空港』#5

このドラマは要は「えんどう豆」さんと職場の仲間たち一人ずつをメインに据えて1回ずつ、という展開なんだと思うんですが、攻略っていうか、回が済んだ人たちがかなり露骨に優しいのでなんかちょっとおかしいというかギャルゲーとか乙女ゲームみたい、と考…

『現代南アジアの政治’12』#9 現代南アジアの国際政治-その見取り図とインド外交

そもそもこの講義が“南アジア”と銘打たれていたにも関わらず、9回講義に至るまで完全にインドの国内事情だった、という時点で「南アジアの中でインドが自国を大国だと思いがちで」と言われても、そりゃそうだよね!? としか思えないんですがw 第2のパキ…

『ビブリア古書堂の事件手帖』#7 足塚不二雄 「UTOPIA 最後の世界大戦」

前半、というより冒頭で前話からの引きが終わってしまったんですが、なんだろう、もともとの「本」が自分の祖父のもので、あれだけは手放したくなかった、と当人が言っててその遺志を引き継いだんならそう言えよ?! というのがある意味で一番の衝撃だったで…

『現代南アジアの政治’12』#8 インドにおける農村の政治と民主主義

この回ではカーストの違いによって今も実際に生活環境に差があること、ただ、それが完全なものではないというか「指定カースト」の中にもパーセントに現れる程度に(つまり百人に数人)地主や富農がいるってことが過去の時代との違いなんだろうな、というよ…

『あぽやん~国際空港』#4

この回好きだなぁ! グアムでスカウトされて日本に送られて来て、それでも今までのやり方を変えない(こなす件数が違うってことかなぁ、とは思うものの、なんかそれもそれで変な話だ)現地採用の若手と、どっちかというと最後まで拘ってしまう「えんどう豆」…

『現代南アジアの政治’12』#7 インドにおける中央・州関係の展開

もともと現在のインドで“半連邦制”となっている制度の元になったのがかつてイギリス統治下の制度だ、というところから話が始まるのですが。まあ一番イギリスが軟化した時のなんですが、と言うものの若干複雑そうだよねw (1935年インド統治法ではインド…

『SHERLOCK』#3 大いなるゲーム

原作の回がよくわからなかったんですが、ひょっとしてホームズが時々口走る過去の事件とかそういうことかなぁ? 正直そういうことを言うべきではないとは思うんですが、「3番目のおばあちゃん」が解放された時点で犯人の特徴を口走り始めた時に、あまり長い…

『現代南アジアの政治’12』#6 インドにおける治安問題

大雑把に言うとテロリズムの回だったと思うんですが、年間800件(その前は千件)だったものが400件(イスラム過激派系)に減ったら確かにほっとしてもいいけど、まだ安全とは言い切れないって、年間民間人が40人以上死んでるよ! と言いたくて仕方な…

『八重の桜』#7 将軍の首

大河とか、大河に連動するのだろう旅番組を見ていて本当にしみじみと感じるのですが「福島なんて呼ばんと会津でいいじゃん!!」という、会津、しっくり来ます、江戸から明治への廃藩置県は、敵対した地域ほど本来の地域名と掛け離れたものになったそうなの…

『現代南アジアの政治’12』#5 国内政治とインド社会

どうもこの講義ってなかなか頭に入ってこないなー、と感じていたんですが、この回だいぶわかりやすかったですね。22の州が1960年代から何度かの改変を経て言語で分割されていること(なので州の公用語が制定されている、ということになるようです)。 …

『信長のシェフ』#5

正直今期やたらと1時間ドラマを見てるんですが(全部レビューは書いてないんですが書いてなくてきちんと見続けてるのは『相棒』くらいかな? 『おトメさん』も先を気にしてます)、その中で比べちゃうとやっぱり『信長のシェフ』はどうしても画面のチープさ…

『現代南アジアの政治’12』#4 インド民主主義の担い手

インドは今までにも何度か触れられているように「世界最大の民主主義国」(人口)と言われており、実際今まで15回の総選挙を経ており、手続き上は完全な民主主義国であるといえるのだけれど、果たして実態はどうかな、と言われて正直なところ、独裁主義的…

『信長のシェフ』#4

おー、この回は面白かった! 前半が信長の義弟・浅井長政の裏切り、というのかな? による急遽の撤退の途中、栄養失調で食事が食べられなくなってしまった男の子へバターを作ってのリゾット。あれどっちかというと醍醐とか言われてたものに近いんでしょうね…