2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『野生の楽園』#15 ンゴロンゴロ:アフリカの巨大クレーター

ンゴロンゴロ保全地域−Wikipedia クレーターって正直私、隕石で作られるものかと思い込んでいたんですが、200万年ほど昔に出来たという火山噴火口。直径19キロほどの、うーん、四方を山に囲まれたんー、立地的には盆地みたいなものかな? 長い…

「日本の鉄道 120年の話」沢和哉

んーと、1972年に発行された「100年の話」がその20年後(+1w)の1993年に新版になったということになるのかな? 前の本との詳しい違いはわからないんですが、内容読んでいる限りでは特に手を入れてないんじゃないかと。 1993年に書き直…

『野生の楽園』#14 カムチャッカ:シベリアの氷の半島

カムチャツカ半島−Wikipedia ユーラシア大陸からにょっきりと突き出た結果的にロシア東端(なの?)、日本より広いのだというカムチャッカ半島、ベーリング海の荒波に晒され、数百万のベニザケが毎冬のように自分の生まれた川を昇り。環太平洋造山…

『東京人』2001年01月号「東京地下鉄の達人になる」

本日2011年12月10日に大江戸線開業20周年記念ー、とかで模型を買いに行ったのでこの本がお祝いしていたのは要するに開業10年めの全線(現時点と同じ区間、という認識でいいのかな、8の字の環状運転になる計画もあるみたいですね)(それより都…

「山手線の東京案内−鉄道と地図のフォークロア」木本淳

山手線というのはかつて半官半民の日本鉄道という会社によって、官営鉄道である東海道線と同じ日鉄路線だった、えーと、今の東北本線? 違ったかな、を連絡する目的で作られたんですが、まあ、品川と上野まで路線が来ていたわりには渋谷新宿池袋(当時は駅じ…

『野生の楽園』#13 パラオ:太平洋のパラダイス

パラオ政府観光局 パラオガイド:ダイビング パラオのWiki記事を見てみましたらば、どう見ても商業や歴史重視でもって(ちっとも問題ありません、目的と違うだけ、というか自然スポットの紹介で国名が出てくるというのが珍しいんでしょうね)、なにか他…

「京王線 14m車の時代」RM LIBRARY-111、鈴木洋

京王線 14m車の時代 (RM LIBRARY 111)作者: 鈴木洋出版社/メーカー: ネコ・パブリッシング発売日: 2008/10/01メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログを見る若干自信がないんですが、要するに京王5000系の前までの車両の本、ということで良…

『野生の楽園』#12 キャニオンランズ:アメリカ西部の荒れた大地

キャニオンランズ国立公園−Wikipedia 冒頭辺りで乾いた砂漠と岩石を水が作った矛盾の地、と言っているのですが、要するに水の浸食によって不毛の地が表に出てきてるってことですよね?(植物が生えやすい層とそうでもない層があってね、土地によっ…

『ブラタモリ』SEASON3 #15 江戸の運河 後編、江戸の水運から平成の物流へ

もともと出島にぽーんと存在していたという変わった立地だった富岡八幡宮の周囲が埋め立てられて深川という土地になり、そこに元埋立地である関係上運河が自在に走り、まず木場として使われて(木材の加工とか保存などまで一気に行う場所ですね、水に付けて…

『野生の楽園』#11 南ジョージア島:氷のパラダイス

日本バイオロギング研究会 - ナンキョクオットセイ - PukiWiki なんでもペンギンとアホウドリは同じ祖先を持っているらしく(知らんかったー)。 海の覇者がペンギン、空の覇者がアホウドリって、、、なんだその最弱の覇者?! と思ったんですが、よく考えて…

『東京都交通局90年史』東京都交通局

どうも2003年3月の発行だったようなのですが、えーと、そうなると1913年? で、大正2年?? じゃないですよね、今年2011年に“都交の百年”と言ってるということは1911年で明治44年ですかね(この年に東京市電気局発足)。 明治44年を記…

「江戸東京・街の履歴書3 新宿西口・東口・四谷あたり」班目文雄

新宿の辺りがもともと「内藤新宿」と呼ばれていて、一種の花街を形成していたということはなーんとなく聞いたことがあるのではないかと思うのですが。つか、花園神社の中のお稲荷様の裏にはでーんと男性器を象った石が置いてあるし、投げ込み寺(死んだ遊女…

「中央線 オレンジ色の電車今昔50年」三好好三/塚本雅啓/山口雅人/三宅俊彦

とりあえずこの本を読んで中央線が幾つかの区分に別れているよ、ということは薄っすらと知っていたんですが(正式に別れてなくても新宿−東京間は別空間だと思ってる)、その区分が東京−八王子じゃなくて東京−高尾間であるということに今ちょっとショックを受…

『野生の楽園』#10 カカドゥ:オーストラリアの古き野生の地

カカドゥ国立公園−Wikipedia んー、オーストラリアの北部、先住民族の人たちが「6つの季節がある」と表現したのだという実際変化に富んだ土地だよなぁ。年間降水量が1500ミリでもって4月から11月までが乾季、洪水というより土地が標準的に…

「ヤミ市 幻のガイドブック」松平誠

カストリ、というなんとも言えない響きのこのお酒のことを聞いたのは多分戦後の小説の中ではないかと思うのですが(明治大正小説と書こうとしましたが時期合ってないw)、これが一番真っ当なアルコール分でぶっちゃけると高値の花。 バクダンと呼ばれる工業…

「写真と地図で読む! 知られざる軍都多摩・武蔵野」洋泉社編集部

写真と地図で読む!知られざる軍都多摩・武蔵野 (洋泉社MOOK―シリーズStartLine)作者: 秋庭俊出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2005/03メディア: ムックこの商品を含むブログ (3件) を見る もともとこの手、というか軍事関係に関しては興味ない人はとことん興…

『ブラタモリ』SEASON2 #8 鷹狩りで目黒・浜離宮をブラタモリ

かつてなんでも鷹狩りというのが将軍の遊び? 年中行事だったらしく(権威の象徴みたいなものだと考えればいいの??)、なんでもその地域が葛西筋、岩淵筋、戸田筋、中野筋、目黒筋、品川筋という六筋に別れていたそうなのですが。 この回では“駒が原絵図”…

「ポリスの市民生活 生活の世界歴史3」太田秀通

まあ大雑把に古代ギリシャの生活は奴隷が支えてたんだよー、という本なのですが。 なんでもヨーロッパの学者たちは“民主制”の初めて実施された、一般市民に至るまで政治を語り、優れた文化を残したギリシャの都市(主にアテネのイメージですね)に奴隷制があ…

『野生の楽園』#9 ボルネオ:雲に覆われた島

ボルネオ島−Wikipedia 前にインドネシアの番組、特にスマトラ島のことが扱われている時によくセットとして名前が挙げられていたボルネオ島。ところで場所がどこかよくわかってないんですが、インドネシア・マレーシア・ブルネイが分割統治している…

「送り火」重松清

これは京王線だよなぁ? とこれを読んだ人が呟いていて、それならと思って手を出したのだけれども、なんというのか、沿線にある時代に取り残されたかのような(消えつつある古い建物と銘打たれたスライド写真集を見ても「あれー?」と思う域ですw 多分地価…

「横浜の鉄道物語−陸蒸気からみなとみらい線まで」長谷川弘和

横浜の、というと微妙に範囲が曖昧なんですが、まあ、東海道線に横浜線に(意外と古くて経歴がなんかすごかった、元私鉄路線なのはいいんですが、貨物として全通して2ヶ月で国に借り上げられてしまったって;)、横須賀線に、京浜東北・根岸線とか、東横み…

『野生の楽園』#8 マダガスカル:切り取られた世界

マダガスカル−Wikipedia アフリカの東南、インド洋の島でアフリカ大陸と離れたのが何年前でしたっけ、、、真猿類が全くおらず(フツーの猿ですね)、原猿類と呼ばれる、んー、キツネザルの仲間がそれぞれ独自の進化を遂げ30種類ほど。カメレオン…

「日本の私鉄 東急」カラーブックス・第3シリーズ、宮田道一/焼田健

東急というと渋谷から横浜方向(終点のイメージが漠然としてるんですが、多分みなとみらい線のせいだろうなぁ)に伸びている東横線をメインラインにした、んー、鉄道のイメージもそこそこですけども、どっちかというと関連企業や沿線開発などの印象が強い大…

『ブラタモリ』SEASON2 #9 横浜の港でブラタモリ(横浜第2弾![港湾]編)

ブラタモリでは他に横浜を扱った回もあるのですが、この回は「港湾」編、というか船に関わる回。というより大雑把に貨物が主で、いわゆる旅客に関してはかつてあったポートトレインという特別仕立ての旅客列車くらいだったかな。 (東京駅から出て、港に直結…

『野生の楽園』#7 マヌ:ペルーの秘境、熱帯多雨林

熱帯雨林−Wikipedia 南米ペルーの南部、アンデス山脈の東の地、アマゾン川流域でわりとアマゾン川関係はぽちぽちと数を見てきているのですが、雨季になると沈むというのは存じているのですが。 よく考えてみればジャガーしか肉食哺乳類(捕食者)が…

『ブラタモリ』SEASON3 #2 上野動物園をブラタモリ

正直興味が歴史のほうに偏っているので(動物園だと運営とか好きですw)、この回はあんまり期待していなかったんですが、途中に出てきた「上野動物園のヨン様」という学芸員さんとか超面白かったです、すごい真面目なんですけどテンションがなんか変w ヨン…

「東京市電名所図絵」林順信/吉川文夫

今まであれやこれやと東京市電の本を読んできて、市電が公営化される前は「東京鉄道」だったとか、さらにその東京鉄道が三つの私鉄の合併会社なんだよん、というのは何度か聞いてはいたのだけれども(そしてなんとなく漠然とルートも聞いてはいたんですけど…

「スリー・アゲーツ−三つの瑪瑙」五條瑛

個人的に「日本と北朝鮮のそれぞれの家族の間で揺れる男」という部分をなんとなくさらっと読み流してしまってから気付いたのだが(相手の信頼を勝ち得、ほとんど目的の部分を告げず、それぞれの駒にほとんど負担がないような事態の進め方は実に感心しました…

『ブラタモリ』SEASON3 #16 新宿誕生編 〜「江戸のはずれ」が「巨大都市」へ!〜

まあ大雑把に言うと「知ってた!」わけですが、あれですね、もう一つついでに言うと京王線は東から西に繁栄が移転していくのを見て「こんなはずでは」と後悔したのではないかとタモリさんと久保田アナが想像されていたのですが、ものすごくぶっちゃけると京…

『ブラタモリ』SEASON3 #1 「江戸の動物」でブラタモリ

“生類哀れみの令”というのは正直やたらと数聞くことがあるのですが微妙に当時どんなだったのかの話が毎回違うというか、さっくり客観的であるのだろう証言というのをどこに定めていいものやらよくわからなんですが(法令の多さからイタチゴッコみたいにキリ…