『ブラタモリ』SEASON3 #1 「江戸の動物」でブラタモリ

“生類哀れみの令”というのは正直やたらと数聞くことがあるのですが微妙に当時どんなだったのかの話が毎回違うというか、さっくり客観的であるのだろう証言というのをどこに定めていいものやらよくわからなんですが(法令の多さからイタチゴッコみたいにキリのないことになっていたというのは揺るがない気はしますが)。
まあ、その一貫として中野に作られた犬の「お囲い場」の話。
ただ正直、これに関してはその前にあった犬ブームが背景にあって、その対策に迫られて、という結果としてこれ以上繁殖はさせないように、と10万匹の犬を集めて小屋を作ったのだ、というのは即座に殺せばいいじゃない、と片付けたくはない気はします。
経費的にはともかく、これはこれで有効な手だよねぇ、というか犬ブームは少なくともこの将軍のせいではなさそうだよねぇ、性格的に。それ以前のその状況を憂う場合に犬(いや百頭とかいうレベルならまだしも)殺して終わりだと本気で身勝手過ぎるよな…。
そんなこんなは語られていなかったのですが、中野的にも当時の記憶ってどうもそれほど嫌な印象として残ってるわけではなさそうな雰囲気ではありました。


というかこの土地、それ以前どんなだったんだろう、中野区って新宿区の隣? あらなんかよく知らない、と思ったら私その下の渋谷区ですね、というか最寄り路線が中野区避けてるww(この場合は多分逆か、甲州街道で別けてるのかも)
第五の囲いまでがあって、囲いがなくなった後、五の囲いは桃園になったのだとか、象が将軍から払い下げられたのがこの辺の土地だったとか。井戸の水がいまだに出てるよだとか、なんか場所のわりには綺麗な場所なんでしょうか。
現在はビルばっかりなんですが、犬囲いの時代からの井戸が現役ってすごいよなぁ。