東南あじあ・あせあん

「ビルマ軍事政権とアウンサンスーチー」田辺寿夫・根元敬

共著で概ね同じスタンスの方らではないかと思うんですが、どうも片割れの方の文章が読みづらい。個人的に前半と後半を入れ替えてくれてたらもうちょっとマシだったのではないかと思うんですが、正直、初っ端からは共感しずらかったです...orz ちゅーか、アウ…

「カンボジア最前線」熊岡路矢

国連派遣の選挙監視委員(有償ボランティア)の方の本と、国連の大雑把な関与と、それからカンボジアに伝わる伝統的な織りの復活を、と志している日本人の方の本を読んで国内の荒廃も、人びとの希望のなさもわからないでもないのですが。 さて「カンボジアっ…

『メガスト』ペトロナスタワー・日韓が挑んだ世界最高のツインタワー

ペトロナスツインタワー−Wikipdia んーと、今は台湾の台北国際金融センターに抜かれて世界第二位なのかな? なんでもタワー1を日本の会社が、タワー2を韓国の会社が担当したことでこのタイトルになったようですが、番組内で全然触れてないw 多分…

『世界遺産』#585 ロレンツ国立公園 II(インドネシア)

パプア州−Wikipedia 正直こう、私にはアスマットの人たちが常食にしておられるという「サゴヤシ(樹木です)の繊維から水に染み出たデンプンを沈殿させた物」は口に出来そうになく。でもあれだとかなり効率いいよなー、というか、一体誰が考え付い…

『世界遺産』#584 ロレンツ国立公園 I(インドネシア)

ロレンツ国立公園−Wikipedia とりあえずオーストラリアを島として捉えていたことが第一の敗因ではないかと思うんですが、そういや世界地図って縮尺の問題で北半球より南半球の土地のほうがかなり小さく見えるんでしたっけか(土地の広さを正しく反…

『国際共生に向けた健康の挑戦’08』#6 アジア各国におけるプライマリケア フィリピン−医療制度改革とプライマリケア

正直申し上げてびっくりするほど要領の悪い先生っていうか解説者(と呼びたい;)の方だったんで、とりあえず、一番伝えたったのだろう、現在のフィリピンでは先進国特有の食事の問題に由来する生活習慣病と、発展途上国の抱える問題である感染症との問題と…

『国際共生に向けた健康の挑戦’08』#4 アジア各国におけるプライマリケア インドネシア−マラリアの現状と対策を中心に

複数の島からなり、東西に長く伸び、国内で2時間の時差があるというインドネシア。 マラリアはハマダラ蚊が媒介する、島により、同じ島の中でも異なる環境で異なるマラリアが流行するのか。というか今までの先生と違ったんでちょっとびっくりしたんですが、…

『国際共生に向けた健康の挑戦’08』#2 アジア各国におけるプライマリケア ベトナム−予防と治療・公と民・西洋医学と東洋医学の連携

ドイモイという改革を経て近代化が図られました、その一貫で保険政策10年計画が。 タイもだったけどベトナムも国の人口増加よりも都市の人口増加率のが高い。感染性疾患は減ってます、非感染性の疾患が代わりに増加。平均寿命はだいたいタイと同じレベル。…

『国際共生に向けた健康の挑戦’08』#1 アジア各国におけるプライマリケア タイ−健康増進へのあゆみ

んーと、まず番組の冒頭でチュラロンコン国王(ラマ5世)の彫像が紹介されまして。 なんでもこの方は一番有名なタイの国王で、その息子のマヒドン王子はハーバード大学にも学んだ“タイの近代医学の父”と呼ばれているようで。大学の名前にも残ってるらしいで…

『インドネシア諸島の神秘の動物たち〜進化の歴史〜』#3 無人島の産物

クラカタウ−Wikipedia インドネシアは全部で1万3500以上の島、、、って、数を明言してもいいような気がしないでもないんですがw 1927年にもクラカタウの子ども“アタク・クラカタウ”という火山島が出現し、現在進行形で標高を上げているそ…

『インドネシア諸島の神秘の動物たち〜進化の歴史〜』#2 謎の島スラウェシ

スラウェシ島−Wikipedia 赤道に広がる国土のわりに5千キロの海岸線を持つという(Kの形です)(200〜300年前に今の形に形成されたとか)、そもそも見た目からして不思議なスラウェシ島には。なぜかオーストラリアから来たクスクスとアジア…

『インドネシア諸島の神秘の動物たち〜進化の歴史〜』#1 トラとカンガルー

インドネシア−Wikipedia アジア地域から氷河期の浅瀬を伝ってトラが、オーストラリアからはカンガルーがインドネシアの島にそれぞれ渡り、直接出会うことはどうやらなかったようですが(一番海面が低くなった時期にもバリ島とニューギニア島の間に…

『世界遺産』#575 スマトラの熱帯雨林遺産(インドネシア)

スマトラの熱帯雨林遺産−Wikipedia 番組内では語られてませんでしたが、紙資源のための熱帯雨林の伐採、ともなると一時は日本の名前がほぼトップに挙げられていた時期を記憶しているのですが(あとはヨーロッパ諸国)、なんか最近すっかり忘れたみ…

『食彩の王国』#195sp ベトナム縦断〜いのちのコメ紀行〜

ベトナム料理−Wikipedia とにかく米、米、米という番組だったのですが、実際向こうでは日本と食べられ方が全然違いますが立派な主食で。そういえば米不足の時にお隣のタイからもらったお米を余らせて激怒されたという話が有名ですが、なんで文化の…

『世界遺産』#555 プエルト・プリンセサ地下河川国立公園(フィリピン)

プエルト・プリンセサ地底河川国立公園−Wikipedia 氷河期が終わり取り残された島の中に熱帯雨林。 そしてその地下には船が行き来できるほどの石灰岩質の洞窟があり、その大きさでは世界最長の8.2kmもあるのだという地下通路になっているそーで…

『世界遺産』#556 古都アユタヤ(タイ)

アユタヤ歴史公園−Wikipedia イギリスなんて目じゃねぇぜ、と言われたほど栄えたのだという古代王朝の遺跡。 タイっちゃあ地理的に小乗、、じゃなくて上座仏教、自分のことは自分で救おうねってあれですね(仏陀さんも基本的に言ってたのはこういう…

『世界遺産』#546 ハーロン湾(ベトナム)

ハロン湾−Wikipedia 異民族が攻め入って来た時に龍が空から飛来して、翡翠を吐き。 それが大小3千もの小さな島々になったのだという伝承のある湾、漢字表記で“下龍湾”。そのまま、てゆーか、せっかく来たんだから直接戦ってってよー! という無茶…

「カンボジア絹絣の世界−アンコールの森によみがえる村」森本喜久男

かなり読み進むまで私、この著者の方が男性だと気付かなかったのですが。 ええとまあ、生涯の後半生を“カンボジアの絹絣”に事実上捧げて来られたもと京都の織物師の方らしく、「絣」というのはそもそも布に模様をつける場合、糸を染めるのか布を染めるのか、…

「“頭脳国家”シンガポール」田村慶子

すごく正直にこの国のやっていることは、物によっては他国には到底当てはまらないのだとしても「正しい」のだと納得も出来ることもあれば、いくら独特の事情があるにせよ、薄気味悪いというか人間としてどうだろうと思うこともあるのですが。 些かゴシップ記…

「フィリピン」目で見る世界の国々3、M・M・ロジャース

東南アジアの一国、複数の島で構成された日本の国土から北海道を引いた程度の国土で、なんちゅーか、最初の島の紹介の時点で首を竦めてしまっていたんですが、どうもかなりの割合で島の名前を存じ上げていますね(首都のあるマニラなんてのはまた別として)…

『チェイシング・タイム』#12 シンガポール

シンガポール−Wikipedia えーと、まず公用語がよくわかりません、とりあえず国家はマレー語で歌うそうです、英語の通用率は低くはないそうですが、中国系住民は多いものの基本的に他民族国家で、1965年にマレーシアから独立、といわれています…

『チェイシング・タイム』#1 クアラルンプール

クアラルンプール−Wikipedia マレーシアの首都、クアラルンプールに降り立ったのはイギリスから場所も伝えられずに連れてこられた二人組(多分だけど、この二人知り合いじゃないよね? クイズやっている間にだんだん距離が近くなっていった感じだっ…