2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧
伊達政宗の戦闘部隊 ~戦う百姓たちの合戦史 (歴史新書) 作者: 中田正光 出版社/メーカー: 洋泉社 発売日: 2013/02/06 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 私にとっては正直なんてこともない本だったんですが、もともと戦国大名に興味がなくて民衆の…
とりあえずこの本を読んで収穫だったのは京都五山(禅宗)がどうも足利将軍の権力を後ろ盾に高利貸しをやっていたらしいこと、この辺に関しては荘園側から見た歴史みたいなものでもう少し突き詰めたいんですが、要するに高利貸しやってると土地がごろごろ増…
そういえば前に友人と話していたことがあるのですが製鉄(まあ総称ではないらしいんだけども、一番わかりやすいのがこれだしこの本ではこう統一されていたので)関係の技術のことを基本的に全て「たたら」と呼ぶのだと言ったらなんでまた一体?! ということ…
もっと知りたい神奈川県の歴史 (歴史新書) 作者: 小和田哲男 出版社/メーカー: 洋泉社 発売日: 2014/11/06 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る この前に読んでいた『あなたの知らない神奈川県』のほうでそもそもなんで鎌倉が幕府の地に選ばれたの?…
このまま次に予定している『藤原彫刻』を読んでいるところなんですが、平安時代後期に当たるということでまた前の時代で遡っちゃうのね(前にも同じレーベルで刊行順に読んでいたら時代遡っちゃったんだよね、ほぼ同時期の雑誌スタイルなのでさすがにまとめ…
図説 街場の鉄道遺産 首都圏近郊編 作者: 阪和明,松本典久,岡倉禎志 出版社/メーカー: セブン&アイ出版 発売日: 2014/07/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 鉄道遺産というと明治の、中期くらいかな、現在は中央線となっているところを当時は…
なぜか今残してあるメモを見てみたら新井白石の「加州は天下の書庫なり」という言葉だけがあるわけですが、これはあれですね、加賀藩前田家が(当然江戸時代)5代藩主の時にめっさ書物を集めまして、それを五つくらいの家の書庫を見ていた新井白石さんが一…
まあ正直、あくまでこういうテーマの雑誌なので見た目に主に特化していてあんまり踏み込んだ話はなかったというか、分類という意味だと廃城の本がピカ一だったしなぁ、とはいえ、なかなかジャンルが定めにくいものを広く取り扱ってくれるという姿勢と考える…
戦国時代の本を読んでいると最近(少し昔はあんまり存在を認識されていなかったようですが)、かなりのエンカウント率を誇る法華宗は前々から興味があったんですがそもそも「日蓮宗/法華宗」の呼び別け方が曖昧でよくわからず、なにか明確な基準があるのだ…
前田家に伝わった「名物裂」(めっちゃ高価な布みたいなやつ、数見てても完全にコレクション用、時々端っこが付いてるとか、多分元は○○みたいな言及が)を京都国立博物館が購入した段階で記念に出した上下分冊の下巻。時代で別けているのかな? と上巻の時点…
そもそもこのタイトルにある「名物裂」というものの存在を知らず、知らないという部分まではそこまでおかしくもないものの、正直見ても知らない単語が並んでいるっていうことを意識しなかったのはちょっとどうかと思うんですが。今から考えるとなんだと認識…
あなたの知らない神奈川県の歴史 (洋泉社歴史新書) 作者: 山本博文 出版社/メーカー: 洋泉社 発売日: 2012/04/06 メディア: 新書 クリック: 10回 この商品を含むブログ (2件) を見る 比較的この地域(神奈川県、というか)の本は読んできたように思うものの…
法律と鉄道は相性が良い、と言われると若干首を傾げるものはあるんですが、この本そのものに「鉄道事例を使って刑法の初歩を学ぶのに最適」と言われるとそこの部分は確かにわからないでもないなぁ。要するに鉄道は非常に巨大なものが(資金も人数もサイズも…
えーと、すごくざっくりと桓武天皇(さすがに知ってるよね、でもだいたいなんとなくだよね)近辺というか、平安京前後の話だったんですが。平安京の時点でもうここで安住しようよ、みたいなことになったようです。いろんなことがあったんだけども、そもそも…
1巻の途中で観音菩薩だったかな? まあなんか仏像…(確認したら阿弥陀仏でした、あれもファンが多いエキゾチックな造形ですよね)、阿弥陀仏に一目惚れしたのかその後馬鹿にしまくっていた日本への態度がすっかり軟化して、比較的まともな態度を取っていた…
とりあえず冒頭の時点でなにを読んでいるのかわからなくなり、読み返すこと3度で、なにかと思ったんですが、馴染みのない題材時代の上、この本を書いた方が素人だったとのことで、少し進んだ時点で頭に入るようになって安心しました。あと、正直なところな…
素顔の伊達政宗?「筆まめ」戦国大名の生き様 (歴史新書) 作者: 佐藤憲一 出版社/メーカー: 洋泉社 発売日: 2012/02/06 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 伊達政宗というとまず思い出すのが大河ドラマなのですが、なんか見ていてちょくちょくよくわ…
肖像彫刻というのはざっくり実在の人物の像のようなのですが(初期仏教の十大弟子なんかだとそれに近いような側面はあるよね、外見の特徴が描かれてるのが一人か二人しかいないのでどう区別するんだよという苦悩が見えるとかw)、読んでいる限りではほぼ仏…
あなたの知らない細川家の歴史 (歴史新書) 作者: 渡辺誠 出版社/メーカー: 洋泉社 発売日: 2014/06/06 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る このレーベル、正直本屋などでもちょくちょく見かけるのですが見た目とタイトルがタイトルでなかなか信用す…
例えば中央線を取り上げる時は全ての駅で2万人の乗降数を切ることがなく、という切り口で、相模線(槍玉にしてすみません、神奈川なんだけど単線なんだよね)の場合は横浜線とも接続して、これからの伸び代十分! とか、東海道線だと東西の主要幹線、て感じ…
とりあえず平城京を作り始めたのって持統天皇でいいんだっけか? 道鏡がどうのって揉めたのもこの人だったっけか、いまいち自信ないけど確か最後の女帝だから正しいと思うんだけど、この人本当に盛りだくさんだなぁ。で、息子が聖武天皇? そのあと藤原氏の…
和菓子っていうと正直なところ、小さいのにかなり値段が張るものという印象で、まあ、この本を借りたのも現在ぽちぽちと趣味でやっているミニチュア作りの一貫の参考になればいいかなー、という程度の動機だったんですが。まず、材料名にほとんど見覚えがな…
とりあえず私、平安京以前の都ってのがよく構造的に理解出来ていなかったんですが、藤原京がまず計画的に作られ(短期間で放棄されたのは確定だよね? 理由はいまいち未確定、要因らしいものはぽちぽち)、それから平城京の計画が作られまして、その後がよく…
正直なところを言うとかなり微妙な内容だったのですが(ただ著者さんは存じ上げていたので読み続けましたよ、真面目な人だよね)、あれだね、やっぱり著者さんそのものというより、この近辺のジャンルがかなり最新研究が進んでしまっているところだから違和…
あなたの知らない宮城県の歴史 (歴史新書) 作者: 山本博文 出版社/メーカー: 洋泉社 発売日: 2013/03/06 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る ええと、すごくざっくりと大昔は陸奥だったんだよーん、というところや、そこに多賀城があったんだよねぇ…
彫刻の本の2冊めで、この少し前の号の「天平彫刻」よりも実際には少し前の時代なんですが(つまり時代的には逆行)、こちらの本は芸術家肌の方が著者さん、「天平」はどちらかというと学者肌の方が著者さんのようなので、まあ、良かったんじゃないのかな、…
チャレンジする地方鉄道―乗って見て聞いた「地域の足」はこう守る (交通新聞社新書) 作者: 堀内重人 出版社/メーカー: 交通新聞社 発売日: 2013/10 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る 地方私鉄や第三セクター鉄道の振興策はなにも物品販売や…
んーと、この回ではいわゆる飛鳥時代から(時々文化系の歴史で聞く白鳳時代って出てきてたね、あったことは記録に残ってるのにいつからいつまでかの記録がないというなんか不思議な立ち位置の年号ww)持統天皇の作った藤原京まで、という認識でいいのかな…
江戸三〇〇藩 物語藩史 九州篇 (歴史新書) 作者: 山本博文 出版社/メーカー: 洋泉社 発売日: 2015/12/03 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 正直なところ黒田家(外様の大藩)、細川家(同じく外様だけどひょっとして黒田家の押さえかこれ、全く地…
頼朝の武士団 ~将軍・御家人たちと本拠地・鎌倉 (歴史新書y) 作者: 細川重男 出版社/メーカー: 洋泉社 発売日: 2012/08/04 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る そもそも正直なところ今の時点でも知名度があるのが弟の源義経のほうなので(それすら知…