2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『探検バクモン』健康バクハツ!漢方パワー

この回は“内藤記念くすり博物館”というところに訪ねていたんですが、えーと、どういう系統の施設だったんだろう、どちらかというと日本の漢方薬の歴史、みたいな内容だったんですが、(検索)ああ、エーザイの創設者の方が個人的に作った施設なのね、あ、な…

『週間 東洋経済』2007年4月7日号「世界で一番信頼できるエアライン」

正直もともと飛行機にあまり興味がなく、鉄道趣味の一環で空港路線に関して読む関係で空港の本はぽちぽちと手を付けていたもののあまり進まず(経営状態が特に地方空港で頭打ちになっているし、成田は落ち目だし、羽田も限界あるし、で読んでて暗くなるんで…

『物質・材料工学と社会’11』#15 明日の材料開発

放送大学の全15回の講義の15回目ってわりと定番の終わり方がありまして、案外それまでの総決算みたいなことはないんですよね、今まで聞いてなかったよ?! ということのオンパレードとか(多分まだ一つの講義で扱えるだけのボリュームがない研究だと思う…

「都市デザイン」シリーズ後藤新平とは何か-自治公共共生平和、後藤新平

そもそも自治体の長に都市計画についての見識がある人間が付く確率は非常に低く、そういう意味で幸福なパターンはほとんど世界レベルで記録に残されている、というのが正直なところなのですが、日本での都市計画で一番知られている人というとこの後藤新平。 …

「死体が多すぎる」修道士カドフェル2、エリス・ピーターズ

死体が多すぎる ―修道士カドフェルシリーズ(2) (光文社文庫)作者: エリスピーターズ,大出健出版社/メーカー: 光文社発売日: 2003/03/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (10件) を見るとあるイングランド王が息子を残さずに死ん…

「水の東京」ビジュアルブック江戸東京5、陣内秀信

もともと図書館に並んでいるのをわりと長いこと眺めていたシリーズで、江戸から東京に変化する近代には興味があるものの、江戸そのものは微妙に外れるので少し迷っていたが、著者さんの名前を知っていた(地中海の建築研究の人ですね)こともあって手に取っ…

「JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳3 横浜支社管内編」今尾恵介

JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳3横浜支社管内編 (Gakken Mook) 作者: 今尾恵介 出版社/メーカー: 学習研究社 発売日: 2010/02/18 メディア: ムック この商品を含むブログを見る この前に東京支社の本を読んでだいぶ面白かったんですが、うん、まー、横浜…

『死に直面した瞬間』大型SUV車の衝突事故

最初の事故動画の中で1台の車が真ん中に写されていたのでつい「この車になにが」と待っていたのですが、画面右隅から十字路に突然飛び出した車が動画から見えない地点で横から直進してきた車に激突され(もちろん青信号での直進なのでその車も迷惑…)、その…

「幻の総合商社 鈴木商店-創造的経営者の栄光と挫折」桂芳男

そもそも初代がこの鈴木商店を立ち上げ、その未亡人が凄腕の番頭に経営を任し、彼がほとんど生涯掛けて突っ走って拡大しすぎて破綻した、というだけの存在だと言ってしまえばそれだけの話なんですが、例え一瞬とはいえ「三井や三菱をも圧倒しかねない、世界…

『物質・材料工学と社会’11』#14 材料評価とコンピュータ設計

この回を聞いている時に「古典力学」という聞きなれない単語が出てきたので「?」となっていたんですが、ああああ、量子力学が出てきてそれ以前の力学が古典力学になったんだな、ということがわかった時の複雑さったらなかったです。 私が子どもの頃は、もう…

「私鉄業界」教育社新書 産業界シリーズ541、藤井弥太郎

そもそも鉄道というのはその巨額の建設費と、その資金の回収が非常に長期に渡って行われるという点において独特であり(そのために元国鉄であるJRや公営交通はその視点からは省かれているわけですが)、この本ではどうも副業自体、そのために行っているの…

「聖女の遺骨求む」修道士カドフェル1、エリス・ピーターズ

聖女の遺骨求む ―修道士カドフェルシリーズ(1) (光文社文庫)作者: エリスピーターズ,大出健出版社/メーカー: 光文社発売日: 2003/03/12メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (29件) を見るまず“聖遺物”というものが教会に必要になった…

「地形を楽しむ東京「暗渠」散歩」本田創/編著

扱われていた土地がどちらかというと東京の西側が多いなぁ、ということを考えていたのだけれども、東側は確か明治期に入ってからの荒川放水路を初めとした「瀬替え」(江戸時代の用語なんですがわかりやすいもので)が行われていて、こちらとはちょっと事情…

「京王電鉄まるごと探見-100年の歴史・車」村松功

昔、この本でも扱われていたバブル期に不動産事業に手を出さず、という下りを読んだことがあるのですが(まあ京王関係これで…まだ10冊はいってないっけ?)、なんでも社有地の半端な土地を好景気を利用してちまちま処分していたら気付いたら好景気終わって…

『ザ・宇宙ナビ-海王星&天王星ツアー』

番組の最初のほうで「ユアナス」と延々と繰り返していたのでなにごとかと思ったんですが、ウラヌスですね!(セーラームーンでしか覚えてませんがww)(前後同世代はそんなだろ正直! 他の天体と比べて聞く機会多くないんだよなー、天王星) まあ、変わっ…

「三井財閥史〈近世・明治編〉」教育社歴史新書 日本史136、安岡重明

ちょっと経済と違う方向から財閥の歴史というものに興味を持ちまして、とりあえず財閥と言ったら誰でも知ってる三井と三菱。それとあと企業自体の知名度はある住友、四大財閥という場合はこれに安田財閥が加わるそうなんですが。 そもそも日本において財閥と…

『物質・材料工学と社会’11』#13 原子炉、飛行体

この回では原子炉と飛行体、とまとめられていて、今までの回はなんとなくでも共通点わかっていたような気もするのですが(気のせいだという可能性もある)、さすがにこれは無関係のものが2本立てだったって考えたほうがいいのかなぁ? というより、後半の飛…

「横浜の近代-都市の形成と展開」横浜近代史研究会/横浜開港資料館・編

そもそもなんで横浜を関東(実際には東日本での、だよね、比肩する港はだいたい西寄り)での玄関口にしたかというと、当時の横浜が寒村の漁港でしかなかったから、というのが身も蓋もない事情のようなのですが、あと、どうも東京と境界が曖昧だったり(多摩…

「ブラック・コーヒー」エルキュール・ポアロ34、アガサ・クリスティ

ブラック・コーヒー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 作者: アガサクリスティー,Agatha Christie,麻田実 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2004/01 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 確かによくよく考えてみると「目に入れても痛くない…

「日本の私鉄11 京王帝都」カラーブックス・第1シリーズ、合葉博治/池田光雅

昭和56年(1981年)の発行なので、えーと、複々線の京王新線がラストになった主要施設はもうすでに出揃ってて、大手私鉄扱いにはなってるのかなぁ?(資本金額とかだと戦後すぐに大手私鉄平均越えてるんですけどとにかく路線短いのよね、ここ) なんだ…

「多摩川自然めぐり-美しい生きものたちとの出会い」藤原裕二

正直身近で縁のある川というと、広域水害指定された渋谷川と、暗渠化された玉川上水開渠部分、というあまりにもお粗末な惨状なんですが。よく考えたら中央・総武線と平行してる神田川忘れてたわ、あれもだいぶ綺麗になりました、水が黒くないし! (この本に…

『最先端おにごっこ 奇跡の男』

正直これ自体が訓練の一環、と認識したんですが正しかったかな? ナショナル・グラフィックの持ち込み企画かな、という可能性も大きいけど、専門機関の協力を仰げるってところを見ると少なくとも科学捜査員の訓練の一つとして捉えられている可能性はあるかな…

「鉄道」産業の昭和社会史8、原田勝正

1988年の発行なので昭和63年…て、あら、高度経済成長期までしか書いてなかったんですが、そんな年に出てたのか。なにぶんにも全12巻なのでそうそう発刊時期が自由になるとも思いませんけどねー、計画時点では実際その頃だったんだろうな。 もともと…

『物質・材料工学と社会’11』#12 先進医療技術

この回で語られていたのは医療と工学の融合という話であって、技術がある人は医療知識を持たず、医療で悩みがある人は現行技術にその解決法があることを知らず、ということが語られていたんですが、うーん、語っていたのはどっちの立場の人だったのかなぁ。 …

「鉄道車両のパーツ製造現場をたずねる」石本祐吉

偶然だったのですがちょうとこの前に同じ著者さんのRMライブラリーの京成の本を読んでまして、そっちでも技術をメインに、その技術がどのように見える範囲に関わってくるのか、ということを根気良く教えてくれていた印象だったんですが。たまにマニア言動…

「カーテン」エルキュール・ポアロ33、アガサ・クリスティ

カーテン (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 作者: アガサ・クリスティー,中村能三 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2004/11/18 メディア: 文庫 クリック: 7回 この商品を含むブログ (28件) を見る 比較的早い時期にすでに書かれていたという「ポアロ最後…

『相模鉄道四十年史』相模鉄道株式会社

わりと最近、準大手私鉄から(基本的に大手私鉄は戦後にはほぼ確定していて加わったのは京王電鉄に続いて2社め)大手私鉄扱いされるようになったのかと思うんですが、私の年齢のせいで「最近」の幅が広かったら正直ごめんなさい。 昭和33年の発刊なので、…

「日本財閥史」教育社歴史新書 日本史123、森川英正

日本の財閥、というととりあえずまず三井と三菱が絶対で、続いて若干不十分ながら住友と安田が挙げられて(多角化って意味で足りないみたいですね、規模としては十分らしいです、戦後は住友は住友のままだけど安田は芙蓉グループって扱いだしなぁ)、で、あ…

『世界の巨大工場6』ウィリアムズF1

かつて世界一になったことのある工房、という紹介がされていたので、多分知ってる人は知ってるんだろうなぁ、と思いながら見ていたんですが、すごく大雑把に理論的にデザインからそのシュミレーション、(競合他チームに羨ましがられるという自慢の)風洞実…

「JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳1 東京支社管内編」今尾恵介

JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳1東京支社管内編 (Gakken Mook) 作者: 今尾恵介 出版社/メーカー: 学習研究社 発売日: 2009/12/18 メディア: ムック クリック: 38回 この商品を含むブログを見る 鉄道関係の本を読むようになってたまに支社という言葉も聞き…